ちょっと小さな6輪ベンツGクラスや
ムービーカーにトランフォーマー
今回もいろんなスタイルやカスタマイズのクルマが勢揃いした東京オートサロン2017(千葉県・幕張メッセ)。中には「え? あのクルマがこんなカタチに!」といた感じで、ベース車が全くわからないほどフォルムが変わったクルマも数多く展示されていた。
そこで、ここではどんなクルマが元になったかを当てる「ベース車当てクイズ」をお届けしたい。
【他モデル変身編】
まずは、スーパーカーやスペシャルカーなど、ベース車からは想像できないモデルに変身したクルマだ。
Q1:「メルセデスベンツG63AMG6×6」に変身した、このクルマの正体は?
6輪車ベンツのレプリカ。2014年に日本でも約8000万円で発売され話題を呼んだ究極のオフローダーだ。本物は全長約6mあるが、これはかなり小型だ。
答えは
A:「スズキ・ジムニー」
JA11V型ジムニーがベース。ボディ延長やリヤのドライブシャフト追加などで6輪化。
車高も3.5インチアップさせ本物のスケールダウンモデルばりの完成度を実現している。
製作:NATS日本自動車学校
Q2:「ダッヂ・チャージャーデイトナ」に変身した、
このクルマの正体は?
「チャージャーデイトナ」は1960年代後半に登場、当時のナスカーを彷彿とさせるエクステリアで人気を博したアメリカンマッスルカー。
映画「ワイルドスピードEURO MISSION」で、主人公のドミニク(ヴィン・ディーゼル)が乗ったことでも話題になったクルマだ。で、どんなクルマがベースかと言うと……
A:「トヨタ・ソアラ」
1990年代にハイソカーとして一世を風靡したJZZ30型ソアラ。
メタルワークを駆使して、オリジナルをかなり忠実に再現。
テールランプには、ダッヂ「チャンレンジャーデイトナ」純正品を使うこだわりっぷりだ。
製作:NATS日本自動車学校
Q3:「デトマソ・パンテーラ」に変身した、
このクルマの正体は?
1970年代のスーパーカーブームで大人気を博したイタリアのスポーツカー。クライスラー製のエンジンをリヤミッドシップカーで、レッドとブラックのカラーリングは、1973年に登場したGTSをイメージ。
さて、ベースになったのは?
A:「トヨタMR-2」
トヨタのミッドシップカーSW20型MR-2をベースに、ボディをリプロダクト。
ヘッドライトはMR-2純正、テールランプにはメルセデス・ベンツW108型Sクラスの純正パーツを使用している。
製作:NATS日本自動車学校
Q4:「ミニ・クラブマン」風に変身した、
このクルマの正体は?
BMWミニのステーションワゴンともいえる「クラブマン」風になったこのクルマ。若干、リヤシートからのボディ&ホイールベースが長いようだが。さて、ベース車はというと……
A:「トヨタ・プロボックス」
商用車の「プロボックス」がおしゃれに変身! ヘッドライトやフロントバンパーなどはミニ純正を移植、ボディ後部をやや長く見えるようにスムージング。
ヤシの木と夕日のボディペイントやルーフに設置したサーフボードなどで、「週末に遊べるクルマ」を演出している。
製作:花壇自動車大学校
【トランスフォーマー編】
お次は、全く新しいスタイルに生まれ変わったクルマたち。
Q5:近未来感満点のこのクルマのベースは?
まるでSF映画にでも出てきそうなスタイルのこのクルマ。リヤバンパーは映画「バットマン」のバットモービル風。さて、ベース車は……
A:「ニッサン・リーフ」
電気自動車の「リーフ」が正解。ルーフは上にせり上がりスピーカーを20発セット。
トリニティ製ハイドロリクスでボディ着地寸前のローフォルムも実現している。スゴイ!
製作:尾林ファクトリー
Q6:「ブタケツ・ローレル」風のこのクルマは?
1970年代に「ブタケツ」の通称で親しまれた、2代目「日産C130系ローレル」のフェイスなどを移植したこのクルマ。ベースは何かというと……
A:「ニッサン・キューブ」
「ローレル」純正のフェイス&テールリフトの他に、フロントスポイラーやオーバーフェンダーなどで当時のワークススタイルを再現。インテリアには巨大なウーファーもセットしオーディオも充実だ。
製作:尾林ファクトリー
以上、正体不明系から懐かしのあのクルマを再現したクルマたちをお届けしたが、いかがだっただろうか。あなたは何問正解したかな?
【関連記事】