フォーミュラDジャパンの最終戦にサプライズ
世界中で盛り上がりを見せている、日本発祥のモータースポーツ「ドリフト」。日本でもD1GPやフォーミュラDジャパンが開催されており、どちらも今シーズン終盤戦に突入している。10月7（土）・8日）（日）の2日間で、岡山県の岡山国際サーキットで開催されているのが、フォーミュラDジャパンRd.6だ。
フォミュラドリフトの会場にWRCマシンが現れて、ギャラリーは大いに盛り上がった
今回のフォーミュラDジャパンは、FMXなどのバイクパフォーマンスショーやFDJ2なども行われる「MOTOR GAMES」のなかのコンテンツとして開催。さらにそのなかで、WRCで活躍する日本屈指の実力派ラリードライバーの勝田貴元選手のデモランが行われた。
WRCの最前線で戦うマシンで登場！
デモランで使用されたのは、WRCで使用されているGRヤリス。WRCの世界最前線で戦い続けているGRヤリスに勝田貴元選手が乗って、岡山国際サーキットのフォーミュラDジャパンが行われている審査コーナーに登場。1コーナーからショートカットを使い、ダブルヘアピン手前までの区間で勝田貴元選手が走行。間近で見るクイックなクルマの動きや見事なテクニックに観客は酔いしれた。
この勝田貴元選手がデモランを見せる直前まで行われていたのが、FDJ2決勝トーナメントだ。その迫力あるドリフト走行の後に見せる世界最高峰のラリーマシンでのパフォーマンス。スタイルこそ違えど、モータースポーツの新たな可能性を感じた瞬間だった。
勝田貴元選手は、そのあと行われたフォーミュラDジャパンの予選を審査員席から観戦。今年5月20～21日にエビスサーキット西コースで行われたフォーミュラDジャパン第2戦に初参戦で初優勝を飾った、WRCでチームメイトのカッレ・ロバンペラ選手の単走を見て、その走りに興奮する姿もあった。
勝田貴元選手のWRCカー・GRヤリスでのデモランは、本日10月8日（日）にも昼休みの時間帯で行われる。