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横浜コンカフェに潜入調査! ふつうのメイド喫茶との違いはクルマ好きが対応してくれる点でした

このお店ではお客様は「ドライバーさん」と呼ばれており、入店を「ピットイン」退店を「ピットアウト」と表現する

クルマ好きのためのコンセプトカフェ&バー「RB160 YOKOHAMA」

クルマ好きにオススメのコンセプトカフェ「RB160 YOKOHAMA」が2023年8月末、横浜でグランドオープンした。「コンセプトカフェってメイドさんが接客してくれるカフェでしょ? なんでクルマ好きにオススメなの?」そんな声が聞こえるかもしれない。このRB160 YOKOHAMAは接客してくれるメイドさんをはじめ、スタッフ全員がクルマ好きというコンセプトのカフェ&バー。クルマの話をしに来るのが大歓迎というお店なのだ。

クルマ談義やシミュレーターも楽しめる店内へ「ピットイン」!

横浜・関内にあるRB160 YOKOHAMAはメイドさんとおしゃべりしながら、食事やお酒を楽しめるお店だ。ここまでは一般的なコンセプトカフェと変わらないが、クルマ好きでクルマの話がウェルカム、クルマの話が分かるメイドさんたちが出迎えてくれる。

クルマ好きを楽しませるのは出迎えてくれるメイドさんだけではない。店内にはシミュレーターが設置してあり、タイムアタックランキングで1カ月間トップとなるとワンチャージ無料となる。また、飲み放題のメニューがアルコール類の有無や内容に応じて「ハイオクセット」「レギュラーセット」「軽油セット」と油種をモチーフにしたメニュー名となっていたりする。

また、コンセプトカフェだとお客様を独自の呼び方で呼んだりするが(メイドカフェだと「ご主人様」や「お嬢様」など)、このお店ではお客様は「ドライバーさん」と呼ばれており、入店を「ピットイン」退店を「ピットアウト」と表現する。なお、ピットイン時にフルフェイスヘルメットを装着するのはNGなのでご注意を。

クルマ好きが楽しめる場を提供したい

このカフェのオーナーは自身がサーキット走行にのめり込み、「初心者や若者たちにサーキット走行を始める場を提供したい」という思いから、若者向けの走行会などを主催しているとのこと。今回カフェオープンとなった理由は、クルマ好きが楽しめる場を提供したいと思ったからだそうだ。

たしかにクルマの話をすることを堂々とウェルカムとしている飲食店は少ない。またクルマ好きの中にもさまざまな種類がいる。サーキット走行を楽しむ人、ドライブを楽しむ人、自分の手でイジって楽しむ人、見て楽しむ人、そして免許がないけどクルマが好きな人……その形は人それぞれだ。そんな多彩なクルマ好きを受け入れる場を作りたかったとオーナーは語る。

そしてコンセプトカフェ&バーという形態も、オーナーが考える中で現状もっとも適していると感じたそうだ。一般的な喫茶店は静かな空間を好む人もいるし、カウンターを中心につねに話をしているというわけにもいかない。コンセプトカフェという形態ならば、話をすることに重きを置くことも可能で、女性ドライバーも来店しやすいと考えたそうだ。

クルマ愛があるメイドさんを集めたかった

シミュレーターの設置や店内の装飾など、クルマ好きならば分かるこだわりがあふれる空間となっているRB160 YOKOHAMAだが、一番のこだわりはやはりメイドさんたちだ。今回開店にあたり、オーナーは求人サイトなどを使わずSNSで募集をかけた。その最大の理由は応募してきた女性のSNSを見ることができるからだ。ビジネス的ではなく、自身で心からクルマを楽しんでいる、クルマが好き、そんな発信をしているクルマ愛を持った女性を採用したいと考えたからこそ、この形の募集にこだわった。

こうして集まったメイドさんたちはもちろんみんなクルマ好き。その知識量こそ人によって差はあるが、クルマへの愛と熱意はみんなすごくある。そのメイドさんたちの熱意にオーナーも圧倒されているほどだそうだ。

首都高速からのアクセスも比較的良好で、店舗の隣には車高の低いクルマでも安心できる上限2000円のコインパーキングも隣接しているため、マイカーでの来店もしやすいのがクルマ好きにとって嬉しいポイントだ。クルマ好きならば誰しもがクルマの話を楽しめる空間となっているRB160 YOKOHAMA。気になった方は横浜のナイトドライブついでにピットインしてみてはいかがだろうか。

■RB160 YOKOHAMA
神奈川県横浜市中区相生町1-15 第二東商ビル1F

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