クルマ好きのためのコンカフェ「RB160 YOKOHAMA」のメイドさんの愛車を紹介
クルマ好きのメイドさんが接客してくれる横浜・関内のコンセプトカフェ「RB160 YOKOHAMA」。クルマ好きのメイドさんたちの中には、愛車にこだわりを持つ人も多い。今回紹介する“さきんちょ”さんは幼少期からロータリーの英才教育を受けてマイカーにマツダ「RX-8」を迎え入れたそうだ。マイカーに対するこだわりとロータリーとの関わりを聞いてみた。
父からロータリーの英才教育を受けてすくすく成長
“さきんちょ”さんのお父様は根っからのロータリー好きだそうだ。これまでに初代SA22C「RX-7」や2代目FC3S型RX-7などを乗り継いできたそうだから、古くからのロータリーフリークと言える。そんなお父様に昔から何度も見せられたのは『プロジェクトX』。当然エピソードはマツダがロータリーエンジンを市販化するまでを取り上げた「ロータリー47士の闘い」と、787Bでル・マンを制覇するまでのマツダ ル・マンチャレンジを取り上げた「ル・マンを制覇せよ」だ。
こうしたロータリーの英才教育を受けた“さきんちょ”さんは、弟さんとともに姉弟そろってロータリーフリークへと成長した。
当初はNDロードスターを狙っていたが……
無事に(?)ロータリーフリーク&マツダ好きに育った“さきんちょ”さん。マイカーで狙ったのは当然マツダ車だ。じつはRX-8は最初に狙っていたクルマではなかったそうだ。
ロータリーの良さは感じつつも、維持に対するハードルの高さから当初は現行ND型「ロードスター」を狙っていたとのこと。しかし、担当してくれていたセールススタッフが異動になってしまい、購入への最後の決心がつかなくなってしまったそうだ。
NDロードスターの購入を躊躇していたところ、弟さんがRX-8からFC3Sに乗り換えることになり、“さきんちょ”さんが弟さんの乗っていたRX-8を譲り受ける形に。こうしてRX-8は彼女のマイカーとなったわけだ。
家族からの誕生日プレゼントはブレーキパッド
「見た目はできるだけシンプルに仕上げて、中身がしっかりやってあるクルマにしたい」
そう語る“さきんちょ”さんのRX-8は比較的シンプルにまとめ上げられている。リアスポイラーやフロントバンパーなど変更されている部分もあるが、シンプルなものをチョイス。ホイールも純正だが、彼女がこだわっているのがツライチだ。しっかりとポイントを押さえたカスタマイズと言えるだろう。
ちなみにエンジンは9月(取材時)に降ろされ、現在は中古のエンジンが載せられているとのこと。このエンジンの載せ降ろしは英才教育をしたお父様とその友人が行ったそうだ。
ブレーキパッドはプロジェクト・ミュー製のアイテムを装着。このブレーキパッドはお父様と弟さんからの誕生日プレゼントだったそうで、フロントがお父様から、リアが弟さんからのプレゼントとのこと。ちなみにプレゼントされて勝手に付けられていたそうだ。
その他“さきんちょ”さんのこだわりポイントとしては自作ステッカーが挙げられる。自宅にステッカーを製作する機材を持っているそうで、サイドとリアガラスにはオリジナルステッカーが貼られていた。
今後はサーキット走行のデビューを予定
ロータリーの英才教育をしたお父様からすれば、お子さんが2人ともロータリー乗りになって共通の話題があるのは嬉しいことだろう。しかし、ときどきチューニングやカスタマイズの方向性でケンカしてしまうこともあるんだとか。
“さきんちょ”さんは今後サーキット走行デビューも予定していて、クーリングに関するチューニングも施していきたいと語っていた。今後彼女のドラテクとRX-8がどのように進化していくか気になった人は「RB160 YOKOHAMA」で実際に尋ねてみてはいかがだろう。