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安易な気持ちで「頭文字D」とランボルギーニ「ウラカン」をつくろう! アオシマの「スナップキット」と「プリペイントモデル」がオススメの理由とは

プラモデルを作るという最低限の手間暇はかかるが、完成したときの喜びも大きい

プラモデルには自分で作る楽しさがある!

「第61 全日本模型ホビーショー」が2023929日〜101日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。今回は多くの方の壁を取り除いた塗装済みで人気を集めるモデルと根強い人気の「頭文字D」の最新情報だ!

買えないクルマを模型でじっくりと楽しむ

青島文化教材社から発売されている、品質が高さが人気となっているプラモデル「プリペイントモデルシリーズ」。最新作として追加されたのがランボルギーニ ウラカンだ。

ボディカラーは3色を用意。グリーンやホワイト、レッドに塗られたボディは仕上がりが良く、組み上げるだけで高品質なプラスチックモデルが手に入る。職人の手によって塗装されているため高価ではあるが、ボディは見事な仕上がりで、塗装の技術がなくても完成度は高い。

もちろんプラモデルを作るという最低限の手間暇(道具や接着は必要)がかかるものの、これまでも(R34型GT-Rがある)売り上げは上々で、多くのユーザーが満足してきたことには変わりはない。

部品を取り外したり、接着剤を塗布したりはわりと自分の部屋でもできるだろうけれど、換気が必要な塗装の場所の確保や上手に塗布するのが難しいなど、プラモデルづくりにおいて塗装はひとつの壁と言える。それを取り除いたこのシリーズは、幅広いユーザーに高い完成度のモデルを作らせてくれる頼もしいキットだ。

買えないクルマを模型でじっくりと楽しめるのも、模型ならではの醍醐味だろう。なかなかお目にかかれないスーパーカーをじっくりと眺める。模型なら車体の下面やある程度の内部構造もわかる。ミニカーもいいが模型も魅力満載だ。

初回限定は漫画の場面を再現するペーパークラフトが付く

そして根強い「頭文字D」のモデルも、手軽に作れることで大人気の1/32スナップキットに登場。アオシマはこれまでも「頭文字D」のプラモデルを数々発売してきたが、今度は手軽なスナップキットで発売だ。

こちらはとにかく接着剤がいらない万人向けで初心者にはお勧め。塗装をしなくても見栄えが良いのが特徴であり、そろそろ中級に挑戦したいという方であれば、トップコートを吹き付ければ見た目は一段上に仕上がる。光沢や半光沢などが選べるので、いろいろ試して自分だけのモデル作りを楽しもう。

そんなキットだけに「なんかプラモをやってみたい」なんて安易な気持ちで手を出しても大丈夫。あえて厳しい言い方をするのであれば、このキットが作れないのだったら、他のプラモデルには手を出さない方が良いといっても過言ではない。

目を付けていたファンにはうれしいのが、初回限定は漫画の場面を再現するペーパークラフトが付いてくること。「頭文字D」といえばそれぞれのバトルシーンに特化したモディファイ仕様を発売したが、今回は手軽なスナップキットだけに、多くのファンが注目すること間違いなし。

続編とも言われている「MFゴースト」のアニメ化が進む中での「頭文字D」人気について担当者に伺うと、「頭文字Dの人気はワールドワイドです。従来からある北米だけではなくて、現在は東南アジアでも人気が高まっており、まだまだ広がっています。そして海外の方はプラモデル作りが苦手な方が多いというイメージがあるかもしれませんが、実際に作例を見ると日本と遜色がなくて、皆さんレベルが高いです」と教えてくれた。

「頭文字D」の劇中車は数あるけれど、パンダトレノと黄色いFDの人気は根強いらしく、まだまだ新商品が出てもおかしくなさそうだ。

1/24プリペイントモデルのランボルギーニ・ウラカンは11月発売で価格は6820円を予定。1/32スナップキットの「頭文字D」の2台は11月発売で価格は2200円を予定している。どちらも人気なだけに、確実に手に入れるには前もってチェックしておこう。そして一度作れば、自分が作り出すその模型ならではの世界の魅力がわかってもらえるだろう。

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