パンデムワイドボディへ乗り換え
2023年10月29日にTRUST主催で開催されたユナイトミーティングには、トヨタ「86」やスバル「BRZ」やスズキ「スイフトスポーツ」などが数多くエントリーした。そんな会場で発見した86とBRZをピックアップ。今回は、パンデムのワイドボディキットを装着したトヨタ「86」をお届けする。
リアの車幅は左右合計20cmもワイドに
2023年10月29日にTRUST主催で開催されたユナイトミーティングには、トヨタ「86」やスバル「BRZ」やスズキ「スイフトスポーツ」などが数多くエントリーした。そんな会場で発見した86とBRZをピックアップ。ここでは、以前も赤い86に乗っていたこーきさんの86を紹介。ロケットバニーやパンデムのエアロパーツが気になっていて、ちょうど3年前にパンデムワイドボディ装着車が売りに出たため、乗り換えたそうだ。
パンデムのワイドボディキットは、前後バンパーにオーバーフェンダー4枚、そしてサイドスカート、GTウイングなどから構成されている。その名の通り、オーバーフェンダーを装着することで、フロントで片側65mm、リアで片側90mm車体を拡幅するキットだ。
これによってフロントに10.5J、リア12Jという極太の18インチワークマイスターホイールの装着を可能としている。見た目の迫力もさることながら、張り出したタイヤも考慮すると、リアの車幅は20cm近く広がっている。運転はすぐに慣れたそうだが、さすがにこれほど車幅が広いと弊害もあるそうで、オーナーのこーきさんはこのように話す。
「地元の横浜はコインパーキングが結構狭いので、過去に入れなかったこともあります（笑）」
TRUSTターボキットでエンジンをパワーアップ
エンジンはTRUSTのターボキットを使用してパワーアップを果たしている。そのため巨大なバンパーの開口部にはインタークーラーが設置されているのが見える。またエンジンルーム内の各パーツは、ブルーでコーディネートしている。ブルーの既製品をチョイスするのはもちろん、一部は塗装することで、統一感を出している。
ちなみに排気系はTOMEIのマフラーを組み合わせているが、パンデムのリアバンパーには形状がフィットしないため、現在は暫定的にディフューザー部分を外している。将来的には何らかの対策をしたいそうだ。
インテリアはブルーをアクセントカラーに
インテリアもボディカラーに合わせてメーターパネル周辺やスピーカーボード、ピラーカバーなど各部をホワイトでコーディネイトし、フルバケットシートなどはブルーをチョイスしている。これによって、車両全体がボディカラーのホワイトとエンジンルームなどのアクセントカラーのブルーで統一され、全体の色数を少なくすることで統一感を出しているのだ。
「幅も広いし、不便な点もあるけど、やっぱり楽しいですね。しかも86はパーツが豊富なので、自分好みのパーツを組み合わせることでしっかりと個性を出すことができるのも魅力です。将来的にはオールペイントもしたいと思ってます。まだまだ進化しますよ」