超~幸せそうなおふたり
「フィアットピクニック」が2023年10月28日にボートレース浜名湖で開催されました。過去最高の約1400台、2500人ものフィアットオーナーが参加し、新旧フィアットが大集合。ここでは“ほうじ茶”さんのフィアット「バルケッタ」をお届けします。
青い1998年式バルケッタ
うらやましいことに世の中にはクルマ好き同士のステキな夫婦やカップルがいて、ほぼ100%の確率で、それぞれが自身の趣向に合った個性的な愛車を大切にしている。
フィアットピクニックに青い1998年式バルケッタで参加していたほうじ茶さんも、1974年式フィアット「500R」に乗ってきたご主人の“抹茶”さんと一緒にイベントを楽しんでいた。
ちなみに、奥さまの気を引くために2019年にアバルト500(2012年式)を買い、奥さまが発した「クラシックな500にも乗りたい」という言葉によって2021年に500Rを買ってしまった抹茶さんは昨年の同イベントにて取材し、AMWで紹介している。気になる方は、チェックしてみていただきたい。
フィアット/アバルトフリークにウエディングドレスを披露
今年のフィアットピクニックにわざわざ夫婦別々のクルマで参加したのは、デコレーションコンテストに2台でエントリーしたからで、2022年5月に入籍したもののコロナ禍の影響で結婚式ができなかったこともあり、浜名湖に集まったフィアット/アバルトフリークにウエディングドレスをイメージした飾りつけを見てもらったのだ。超~幸せそうなおふたりを見て、父親世代である筆者もほっこりしてしまった。
「両親は輸入車ばかり乗っているのですが、私はトヨタ車ばかりの時期があり、シエンタを2台、ポルテも前期型、後期型の計2台乗ったりしていました。輸入車に乗るようになってからは、フォルクスワーゲン ザ・ビートルの前期型、後期型の計2台を乗り継ぎ、その後、イタリア車のことが好きになったので現行型フィアット500のツインエアを買いました」
とほうじ茶さん。1カ月間だけ排気量1.2LのMT仕様フィアット「500S」に乗っていたこともあるそうだが、青バルケッタを買うまでのブランクが長かったので、2021年にバルケッタを買ってからMTの練習をしたそうだ。
「4年前にオレンジ色のバルケッタを見て、欲しい! と思ったのですが、左ハンドルのMT仕様しか存在しないので、2年ほど迷ってしまいました。それで2年前によさげなバルケッタを見つけ、再び欲しい! と思い、今度は買ってみることにしました。ボディカラーよりも程度のよさで選んだので、青いバルケッタになりました」
さらに2023年8月には2006年式のアルファ ロメオ「159 2.2」MT仕様を増車してしまったという抹茶さん&ほうじ茶さん夫妻は、家にあるクルマが全部左ハンドルMT車。さらには、奥さまがポルシェ「968カブリオレ」MT仕様が欲しい! と公言。そんな至極スポーティなカーライフをこれからも楽しんでいくことだろう。