リバティーウォークワイドボディの86
2023年11月5日にアイメッセ山梨で足まわりに特化したイベント「FIXWELL」が開催され、日本全国からスタンス自慢の車両が集まった。今回はリバティーウォークのワイドボディをまとったブルーのトヨタ「86」を紹介しよう。
オーバーフェンダーはブラックのまま装着
オーナーの位田(インデン)さんは、18歳でこの86のオーナーとなった。今から4年ほど前のことだ。
「実は最初はS15のシルビアが欲しかったんです。免許を取って、色々見ていったんですが、ある時たまたま86を見る機会があって、一目見てすぐに気に入っちゃって。『これ買いたい!』と即決で購入しました」
元々リバティーウォークが好きだったという位田さんは、86用がリリースされると1カ月後には見積もりをとって愛車に装着することに。他のワイドボディキットとは異なり、ワークスフェンダーを彷彿とさせるシンプルなデザインが魅力のリバティーウォーク製ワイドボディキットを装着するため、あえてボディ同色には塗装せず、ブラックのままとし、さらに同じくリバティーウォーク製の巨大なGTウイングやルーフをブラックとする。
ボンネットはトヨシマクラフト製で、カーボン地のままとしている。ちなみにフロントフェンダー両端のフェンダーダクトはあえてイエローで塗装されているが、これは後述する各部のアクセントカラーとコーディネイトしたものだ。
エアサス装着で極太リムをフェンダー内に飲み込む
気になる足まわりは、エアレックス社製のエアサスを装着し、車高を下げるとリムとタイヤの間にフェンダーリップが接触する状態だ。ホイールはWORKエモーションT5Rでフロント18×10.5J-13(+15mmスペーサー)、リア18×11.5J-22(+30mmスペーサー)をチョイス。リバティーウォークのエアロはそもそもエアサス着地には不向きで、そのままではマフラーが先に接地してしまうそう。そのため現在のスタンスで今のことろは満足しているそうだ。
ちなみに後付けのブレンボビッグブレーキキットのキャリパーはイエローとしているほか、リムのアウター部分もイエローに近いゴールドとなっている。
インテリアにはロールバーが設置されているが、このロールバーもイエロー系のカラーコーディネイトの一部としてイエローにしている。
「実は他にもイエローにしてある部分があるんです」とボンネットを開けると、エンジンルーム内の補強バーや細かなパーツをイエローでペイント。これもアクセントカラーというわけだ。こうしてブルーとブラックの2トーンカラーにイエローをアクセントとしたカラーコーディネイトとなっているのだ。