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元エンドレスレディのホンダ「S660」は「保育園の送迎からK4GP参戦まで」マルチに活躍中です!

2018/2019年のエンドレスレディを務めたゆっきーさん、現在も様々な分野で活躍

保育園の送迎にも使う遊べるクルマ

2023年8月に埼玉カートパークで開催された「CAR MEETING T1-GP/#1GP」は、クルマの描かれたTシャツの着用が参加資格というボーダーレスなカーミーティング。VIP車や旧車など多彩なジャンルのクルマが集まった中から、今回はホンダ「S660」のオーナーにお話を伺ってみた。

ギャル車からレース観戦をキッカケにS660に

ご存じの方もいるだろうがこの2016年式ホンダS660のオーナーは、2018/2019年のエンドレスレディを経てクルマイベントのコンパニオン、ポコチャのライバー、最近ではS660でK4GPにも参加している、“ゆっきー”さん。免許を取って最初に購入した軽はギャル車だったというが、クルマ業界に入る前にレース観戦をしたことがキッカケでスポーツカーが欲しくなり、S660を購入したのだという。

「箱車だったりフォーミュラカーだったりとか速いクルマがかっこいいって思って、そこからスポーティなクルマにってなったんですけど、現実的に維持がしやすくてコスパも考えると軽自動車。で、オートサロンで発表された時から気になってたS660を、翌年に購入しました。まだあんまりパーツがでていない時期だったんで、納車前にディーラーさんで無限さんのフロント/サイド/リアとウイングを最初に付けたんです」

使用状況に合わせ、車高調はセミオーダーをセレクト

納車後はレイズのTE37ホイール、RSカーボンのカーボンボンネット&エンジンフード/FRPリアフェンダー、バックヤードスペシャルのリアバンパー&カーボンミラーカバー、八千代工業のカーボンルーフ、ブリッドのシート、スプーンのマフラー、HKSのフラッシュエディターなどを8年の期間にわたり順次装着。そしてイベントの前日、作業を依頼していた車高調がセットされ手元に戻ってきたのだという。

「じつはこのクルマでたまに保育園の送迎とかに行くんですよ。割合的にストリート7、サーキット3くらいで普段使いが多いので、あんまりガチガチに固めちゃったりすると、ちびちゃんが首をいためちゃうんで。そういった要望を伝えてセミオーダー式の車高調をつけてます。車高は1cmだけ下げました。

無限のエアロってノーマルバンパー後付けなんで下げると擦っちゃうんですよね。あとはブレーキも傷んでたんで、エンドレスさんのキャリパーとパッド、ローターを入れました。そういえばエンドレスレディのオーディションの時、受かったらブレーキを買いますと言ったら本当に受かっちゃって、その時にもブレーキ付けたんですよ」

S660はイジってもコスパの高いクルマ

昨年、K4GPに参加してからサーキットで走る機会も増え、走り系のチューニングにも力を入れ始めたそう。そんな“ゆっきー”さんにとってS660の魅力とは何なのだろうか?

「遊べる1/1トミカですね。それで維持はしやすいけど、イジれる幅が広いんですよ。私は普段使いしつつ走る系に振ってますけど、ドレスアップ系とかガチガチにレーシング系とか個性が出しやすいんですよ。あとは何よりコスパですね。だからこんだけ、イジれてるっていうのがありますね」

「今後は、速くする方向にするか、内装をカスタムするか悩んでます。乗って楽しいクルマがいいんで。このクルマを預けてる時にCVTのS660を借りたんですけど、タービンが交換されててめちゃめちゃ加速が良かったので、ちょっとタービンもやりたいなって。あとは今年も(K4GPに)参戦予定なので、筑波1000はちょっと走り込みたいなって思っています」

後日、別のイベントでお会いした際、すでに新たな内装のカスタムを施していた“ゆっきー”さん。今後も「乗って楽しい」S660の進化は続くことになるのだろう。

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