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限界車高のトヨタ「アルファード」でも走れることが絶対条件「アヴァンツァーレ」のエアサスで実現した究極のツライチとは

ストレスなく街乗りできることが重要

ワゴニスト編集部がトヨタ「アルファード」を楽しむカスタムユーザーを紹介。こだわりの足元メイクをスタイルのキーポイントに、それぞれの好みや個性を追求したカスタマイズに迫る。ここでは、トータルバランスを重視したこだわりの足まわりセッティングを披露してくれた宗田勝丈さんのアルファードを見ていこう。

ギリギリのインセット値をエアサスで呑み込ませる

大きくてゆったり乗れるクルマが好きだという宗田勝丈さんは、アヴァンツァーレのデモカーを見て憧れ、アルファード10系からこのアルファード30系に乗り換え。まとまり感があってシンプルなトータルバランスに優れたスタイルがこだわりで、ローフォルムにキメてステアリングが全切りできることが絶対条件。走ってナンボなカスタムが信条だ。

全体的な仕上げは、憧れていたアヴァンツァーレのデモカーを意識している。「魅せる」と「走る」のトータルバランスにこだわった、実に上級なアルファードだ。

まずは足まわりを見ていこう。宗田さんがホイールで絶対に譲れないのは深リムであること。そのため3ピースのレオンハルト・グラウベを選択。普遍的で飽きのこない5本スポークを王道シルバーで履くのもシンプルへのこだわりだ。

タイヤのリムガードがフェンダーにかかるくらいの車高が宗田さんの理想で、ツライチ具合へのこだわりは深い。理想通り、タイヤのリムガードがフェンダーにかかるくらいの車高で、ギリギリのインセット値をエアサスで見事に呑み込ませた。

このエアサスは、アヴァンツァーレ製を装着。4輪独立式で普段使いしやすく、乗り心地も良いのがお気に入りだという。フロントはキャンバーボルトも装着し。フロントには8ポットキャリパーと380φローター、リアはキャリパーカバーと350φローターをセット。純正風を意識してカラーはレッドに変更している。

もちろんエアロはすべてアヴァンツァーレで統一。フラップ形状だから低さ感も増し、主張しすぎずシンプルに装えている。ボディ補強の恩恵で街乗りでもカーブの際の安定感が増したそうで、ブレーキもバランスを考慮して前後ともに強化したという。

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