サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

彼女はどうして7代目「セリカ」を買ったのか? 20代女子がノーマルからコツコツカスタム「ATですけど、ボタンシフトが楽しいです」

「スピードメーターの周りとかもできれば色を変えたいですね」

フルノーマル状態から彼女の好みに仕上げていった

女子オンリーの男子禁制イベント「ガールズカーコレクション(GIRLS CAR COLLECTION)」が2023年11月23日に東京・秋葉原のUDX地下車場で開催されました。クルマ好きの女子オーナー車が約30台集合した中から、今回はレッドが鮮やかなトヨタ7代目「セリカ」で参加した20代女子オーナーを紹介します。

きっかけは自分と同い年のクルマ探し

ふとした時に自分と同い年のクルマが欲しいと思い探しはじめ、たまたま出会った2歳年下の2002年式トヨタ セリカSS-IIを購入した、“あかお”さん。20年落ちで走行3万km、ボディも良い状態ながらATということで、販売価格が安かったことも購入の理由のひとつだったそうだ。ところで2000年前後のモデルから、どうしてセリカを選んだのだろうか。

「最初はドリフトとかでよく出てるソアラに憧れて、そこからの関連で探していた時に、ラリーとかで使われてたセリカの200系を知って、セリカってカッコいいなと思うようになったんです。それからたまたま通勤路にこの最終型(230系)が置いてあって、これもセリカっていうんだ、カッコいいじゃんみたいになって、それからこの子を探すようになりました」

純正オプションパーツも使用してカスタム

“あかお”さんの元にきたセリカは基本的にフルノーマル状態だったが、エアロを付けたかったということもあって、彼女なりのカスタムをスタート。お話を伺ったところカスタムの方向性はあまりゴテゴテさせずに、純正パーツも使用しながら彼女の好みに仕上げていくというもの。そのためにセレクトしたパーツは、VARISのサイドスカート、純正オプションの前後バンパー、BLITZの車高調、5ZIGENのマフラー、MATRIXホイール(9J)。その他、センターパネルの塗装も行われている。

「いま限界まで下げてるんですけど、さらに車高が低く見えるんでエアロを付けたかったんです。セリカのエアロってめちゃくちゃゴテゴテしてるのが多いんですよ。最初にVARISのサイドスカートを付けたんですけど、シンプルに純正を活かして低めに見えて街中で見たらカッコいいのを作りたいと思って、他は純正にしています。後から探して、ネットやイベントで知り合ったセリカを降りた人とかから譲ってもらいました。最終型なんで、パーツはわりと転がってるんですよ」

「センターパネルは純正オプションで赤いのがあるんですよ。この子と同時期に出ていた子でここが赤いのがあったんですが、60万円くらい差があったんですね。クルマの塗装関係の仕事をしているお父さんに相談したら、“この子を買え、塗ってあげるから”って言われて塗ってもらいました。内装に関しては、ガールズカーコレクションGCCに合わせてもっといじるつもりだったんですが、間に合いませんでした」

ボタンシフトの運転がすごい楽しい

手に入れたセリカを自分好みに仕上げている、“あかお”さん。カスタムだけでなく、セリカのドライビングも楽しんでいるようだ。

「すごい運転が楽しくてめちゃくちゃ遠出するようになりました。初めて乗った時にハンドル重っ、ってなったんですけど、前乗ってた乗用車と比べて同じ60km/hでも体感が全然違うんですよ。それがすごい楽しくて。ATですけど、ボタンシフトなんですよ。それも運転していて楽しくて。ホントはステアリングも換えたかったんですけど、ボタンシフトがなくなっちゃうから変えられなくて」

モバイルバージョンを終了