デリカD:5をよりワイルドに魅せるワーロックボディキット
2024年2月10～12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ（OAM）2024」には、過去最高660台ものカスタムカーが集結。今回はWeedのブースにディスプレイされていた三菱「デリカD:5」のデモカーに注目してみました。
純正でも厳ついデリカがさらに迫力のフロントフェイスに
Weedといえばトヨタ「ハイラックスサーフ」を数多く取り扱うことでも知られるスペシャルショップだが、昨今はさまざまなSUVにも力を入れている。そんな中でも有名なのが、デリカD:5やハイラックスのコンプリートカスタムとしてリリースしている「ワーロック」だ。今回OAMに出展したデリカD:5も、そんなワーロックボディキットが装着されたコンプリートカーとなっている。
なんと言ってもワーロックの外観上最大の特徴は、そのフロントマスクだ。ただでさえインパクトの強いデリカD:5のフロントをさらに厳つい雰囲気にしている。グリル部分は「D:5」と大きくロゴの入る8角形のデザインとなり、グリルトップに3つのデイライトを設置した独自の雰囲気に。さらに前後のバンパーガーニッシュ、フェンダーアーチを大きくカバーするガーニッシュなど装着している。
展示されていたデモカーは、このワーロック仕様に加えてオートフラッグスのバンパーガードGOQBUTO R IIIやJAOSのサイドステップ、JAOSリアラダー、MKWのマッドフラップ、MADLYSのヘッドライトプロテクターなどを装着。ワイルドな雰囲気をさらに倍加している。
意外なことに足まわりは純正のままだそうで、これに同社のホイールKANONE（カノン）に純正よりひと回り大きな235/70R16サイズのBFグッドリッチ オールテレーンを組み合わせて装着している。
奥まで取り出しやすい技ありのベッドキット
外観にばかり目が行きがちだが、このデリカには迫力のワーロック仕様に負けないさまざまなアウトドア向けの装備が満載だった。リアゲートを開けてもらうと、セカンドシートの後部に上下2段にセパレートしたベッドキットがインストールされていた。これが優れモノで、下段全体がスライドアウトすることで、奥に詰め込んだ荷物も簡単に取り出せる仕組みとなっている。さらに荷物を下ろせばこのスライド板が車体後部に迫り出したテーブルとしても活用できるという逸品なのだ。
上段は荷物搭載時は上に設置しておき、夜は倒したセカンドシートと同じ高さに設置することで、フラットなベッドとなる仕組みだ。ちなみにこのベッドキットはサードシートの取り外しが必要となるが、5人以下の利用がメインで頻繁にキャンプに行くならデリカD:5ユーザーにとって気になる装備となるはずだ。