A PITオートバックス東雲の筑波走行会に参加していた女性アバルト乗り
カー用品の販売だけでなくチューニングやミーティングなど、オーナーを楽しませることにも力を入れている東京のA PITオートバックス東雲が2024年2月23日に開催した「第7回A PITサーキットチャレンジ走行会in筑波サーキットコース2000」。100台以上が集まった中から、新車で購入したという2021年式のアバルト「595」で参加していた女性オーナーに話を聞いてみました。
MT車に乗りたくてアバルトを購入
2年ほど前にスバル「インプレッサスポーツワゴン」から2021年式アバルト595に乗り換えたという、“きつねのボタン”さん。国産のスポーティなモデルから、輸入車であるアバルトに乗り換えた理由は何だったのだろうか?
「マニュアル車が好きで探していたんですけど、だんだんそういうのが無くなってきていたんです。そうしたら通りすがりの駐車場にアバルトが停まっていて、気になって。それでも一応は、同じくらいのクラスの中でマニュアル車があるモデルを何台か乗ってみたんですが、その中で一番しっくりきたのがアバルトだったんです。サイズもちっちゃくてどこにでも行けるし、乗ったら走るのがすごく楽しくなるんです」
ツーリングの経験からシートをブリッドのフルバケに変更
アバルト595を新車で購入後、「みんカラ」で他のアバルトオーナーと交流し、オフ会のツーリングにも参加してアバルトの走りを楽しんでいる、きつねのボタンさん。当初はあまりクルマをイジる気はなかったそうだが、そのツーリングでの出来事からシートを交換したいと思ったのだそうだ。
「みんカラのグループの皆さんにと一緒に箱根に走りに行ったんですけど、みんな速いので付いていったらカーブで腹筋がちぎれそうになりまして。これはちょっと楽しくないなと、フルバケットシートが欲しいと思いました。それでA PITオートバックス東雲に見に行ったら、女性や小柄な人向けのシートが出たんですよって教えてもらい、試しに座ってみたら良かったので、“じゃあ、これにします”ってBRIDE(ブリッド)のZETA IV VERIAにしました」
「シートを換えて良かったですね、全然変わりました。ものすごく安定して運転が楽しくなりますよね。こんなに違うとは思わないで入れたんですけど、思ってた以上になんか運転が楽しい感じですね」
とりあえずは今のままで走りを楽しみたい
BRIDEのシートのほか、前から装着したかったというOZレーシングのレジェンダホイールは17インチを装着、レコードモンツァのマフラー、モーションコントロールビーム装着など、走りの部分に重点を置いて手が入れられている、きつねのボタンさんのアバルト595だが、今のところこれ以上は手を入れるつもりはないそうだ。
「サーキットデビューしたばっかりなんですけど、ひとまずクルマはイジらず自分の腕だけでどれくらい速くなるかなぁと。それでも今一番欲しいとすれば、シートを変えたらちょっとステアリングホイールが遠くなっちゃったので、そこをちょっと手前にしたいのと、ホイールですね。この間、鍛造のホイールと普通のホイールと持ち比べたら、全然重さが違ったので」