スペシャルモデルがランボルギーニアリーナでお披露目
アウトモビリ ランボルギーニは2024年4月6日〜7日、初となる「ランボルギーニアリーナ」というイベントをイタリアのイモラサーキットで実施しました。そこで「アド・ペルソナム」によってカスタムされたエクスクルーシブなレヴエルトがお披露目になりました。この特別な1台とは、いったいどのような仕様なのでしょうか。
特別な要望に応えるアド・ペルソナム
アド・ペルソナムとはランボルギーニがカスタマーからの特別な要望を受けるプログラムである。ランボルギーニはこのプログラムの拡充を図るべく、本社に新しいスタジオを開設し、今回特別にアド・ペルソナム・カスタマイズ・プログラムによって製作されたレヴエルトで、初となるランボルギーニアリーナイベントを祝した。
今回のレヴエルトはGrigio Hati(グレー)で塗装され、ロアライン、ルーフ、ミラーキャップ、リアディフューザーまわりのディテールはVerde Scandal(グリーン)で強調され、ブレーキキャリパーはVerde Chiaro(ライトグリーン)、リア・パーツはイタリア国旗を讃えた赤、白、緑のストライプがムービングウイングの下面を飾る。
Nero Ade(ブラック)のスポーツシートには、ヘッドレストに刺繍されたランボルギーニのロゴと同じグリーンであるVerde Scandal(グリーン)でステッチとパイピングが施されている。バルクヘッドパネルの裏地には、イモラサーキットのコースレイアウトとBianco Leda(ホワイト)での「Lamborghini Arena 2024」の文字、Verde Scandal(グリーン)でのエスケープゾーンを描いた専用の刺繍が施されている。
また、ダッシュボードの両端には、「ランボルギーニアリーナ2024」と「アド・ペルソナム」のロゴが入ったカーボンファイバー製プレートが取り付けられている。
レヴエルトは2023年3月に発表された初のV12ハイブリッドプラグインスーパースポーツHPEV(ハイパフォーマンスEV)で、6.5L自然吸気V12ミッドエンジンに3つの電気モーターを組み合わることにより、最高出力1015ps、最大トルク725Nmを発揮する。
AMWノミカタ
レヴエルトのコンフィグレーターを確認してみた。カラーに関してはシャイニーとマットで64色あり、それに加えアド・ペルソナカラーで43色が設定されている。合計107色の中なら選ぶことができるが、自分だけの1台を作り上げてみると、時間を忘れるほど本当に楽しい作業になった。
コンフィグレーターのカラーの選択だけでもこれだけ楽しいのだから、アド・ペルソナ厶プログラムでさらに細かいリクエストができるとすれば、それはきっとオーナーだけにしか体験できない特別な時間となるだろう。オーナーのイマジネーションの数だけ特別なランボルギーニがこの世に生まれることになるのだ。