ベントレー初となるホームオフィス家具
2024年4月16日から21日に開催された「ミラノデザインウィーク2024」で、ベントレーは初となるホームオフィス家具を発表しました。アイコニックな「ベントレーデスク」を新たな感覚で捉えた新デスクは軽やかで躍動感のある優美な形状となります。ベントレーの美学とビジョンを共有し、コラボレーションしたトップデザイナーはカルロ・コロンボ、フェデリコ・ペリ、フランチェスコ・フォルチェッリーニの3名。その作品を見てみましょう。
ベントレーの技と美が反映されたコレクション
ベントレーホームは「ミラノデザインウィーク2024」(2024年4月16日~21日)の期間中、歴史的建造物として知られるキエーザ宮殿内の「ベントレーホームアトリエ」にて、初のホームオフィス家具を含め、素材感と軽やかなフォルムを特徴とする6つの新コレクションを公開した。そしてそれらは、ベントレーホームのデザイナーたちが持てる知識を注ぎ込み、斬新な発想で持続可能な新素材を取り入れ、職人技と最先端の生産技術を組み合わせ、英国クルーのベントレーモーターズデザインチームと密に連携して最高レベルのカスタマイズを可能にする。
「ウィルトン デスク」 /フランチェスコ・フォルチェッリーニ
ベントレーホーム初のホームオフィス家具。フランチェスコ・フォルチェッリーニとのコラボレーションから誕生した「ウィルトン デスク」は、躍動感とすっきりとした美しいラインを象徴するデザインと、曲線のディテールに息づくクラフトマンシップの融合が絶妙である。デュアルシェル構造になっており、開けるとトップパネルの下の引き出しが現われる。ベース部分へとシームレスに続くスレンダーなラインが軽やかな雰囲気を演出し、流線形のデザインに濃淡の効いた仕上げがマッチしている。
「ボリントン オフィス アームチェア」/フランチェスコ・フォルチェッリーニ
洗練されたデザインと美しく堂々とした佇まいにベントレーらしさが感じられる「ボリントン オフィス アームチェア」。背もたれは3次元的な曲線を1枚の面で生み出し、「ウィルトン デスク」とのバランスを考えたミニマルなデザインとなる。
「ロフタス ソファ」 /フェデリコ・ペリ
フェデリコ・ペリがベントレーホームのためにデザインしたモジュール式ソファ。彫刻のようなラインと新鮮で有機的な形状に彼らしい洗練されたアプローチが活かされている。浮かんでいるようなクッションが軽やかさを演出し、シートに一体化されたサイドテーブルがその感覚をさらに強調している。
「チルトン アームチェア&チルトン チェア」 /カルロ・コロンボ
カルロ・コロンボがベントレーモーターズのデザインチームと「ベントレーホームスタイルオフィス」と共同でデザインした「チルトン」チェアシリーズ。包み込むようなしなやかな曲線が、シートから床まで途切れない輪郭を形作る。
「ラングポート ベッド」 /カルロ・コロンボ
「ラングポート ベッド」はベントレーホームを代表する家具のひとつである。外側パネルはカスタマイズの仕上げを施したウッドパネルと黒のラッカーを組み合わせることができるほか、レザーやファブリックで仕上げることもできる。
AMWノミカタ
ベントレーホームはこれまでもさまざまな家具を発表しており、一時期は日本でも輸入代理店が存在していた。今回のこれらの家具が日本で購入できるかは定かではない。先日発表されたマッカランやヨットのインテリアとのコラボ、ベントレーレジデンスなども含めてベントレーがクルマだけにとどまらないライフスタイルブランドに進化していこうとしていることがわかる。ベントレーの世界観が他の分野でも通用するものなのか注目したい。