サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

ベントレーが北米エリア最後のV8モデル「エディション8」を発表! ボディカラーは60色からセレクトできちゃいます

北米地域で4LツインターボV8エンジンを搭載する限定車のベントレー エディション8

4リッターツインターボV8を搭載する限定車

ベントレーは英国、ヨーロッパ、中東、アジアパシフィック地域でV8エンジンを搭載する「コンチネンタル」シリーズ、「フライングスパー」の生産終了をアナウンスしています。北米エリアもV8モデルの販売終了に伴い、最終モデルの限定車「エディション8」を発表しました。今後、各エリアで最終モデルの販売が始まると予想できますが、ここでは北米仕様の限定車を見てみましょう。

ボディカラーは60色以上からセレクト

ベントレーが新しいウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッドの導入準備を進めるなか、北米地域で4LツインターボV8エンジンを搭載する限定車「エディション8」が発表された。「コンチネンタルGT」、「コンチネンタルGTC」、「フライングスパー」の各モデルに用意される「エディション8」は、もっとも人気の高いマリナーのパーソナルコミッショニングサービスのオプションが多数含まれている。

エクステリアの特徴は、ブラックライン仕様があげられる。ボディはマリナーの60色以上の中から好みのカラーが選べる。また、ホイールは5本スポークまたは10本スポークの22インチホイールを装着する。

インテリアはコンフォート仕様のシート、定評あるローテーションディスプレイ、コントラストステッチなどが追加される。マリナーのもうひとつのオプションであるパームフルーティング生地は、フロントシートとリアシートに独特の魅力的なスタイルを与える。

その他にも、セルフレベリングホイールバッジ、LEDウェルカムランプ、宝石のように輝く「ジュエル」フィラーキャップなど、細かい部分の装備も充実している。

限定車を示す「エディション8」のバッジはコンチネンタルGTとコンチネンタルGTCのフロントフェンダーに、フライングスパーのバッジはDピラーに取り付けられる。インテリアでは、エディション8のモチーフがシートバックの刺繍エンブレムとトレッドプレートに刻印され、最後の限定車を印象づけるものとなる。

AMWのミカタ

いわゆる「ラスト・オブ・ライン」と呼ばれるシリーズの生産終了を告げる最終モデルの発表が始まった。先日新しいハイブリッドパワートレインの発表があったが、いよいよ内燃エンジンの生産終了のときが来たことを実感する。

今回の「エディション8」は既存のマリナーのオプションを組み合わせて作られるが、変更のできないパッケージモデルではない。エクステリアカラーは60色以上の中から、そしてホイールも選べるなど顧客の選択の自由度の広いモデルとなった。これは、

「最後のV8モデルですから、気の済むまで選んでください……」

というベントレーの粋な計らいなのだろうか。

モバイルバージョンを終了