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日産「レパード」ベースの激レアなザガート「ガビア」を発見! 200台以上集まった「自美研ミーティング」の今回のテーマは「サンルーフ」

日産レパードをベースとした希少車、ザガート ガビア

200台以上の趣味なクルマが集まった「第15回自美研ミーティング」

SNSを通じて、地域も世代もジャンルも越えてクルマ好き同士が交流できる時代。大小さまざまなオフ会やミーティングも活発に行われています。今回は、個人オーナーの呼びかけで始まった20台規模のオフ会から発展し、今や200台以上のクルマが集まるまでに成長した「自美研ミーティング」を紹介します。人気の秘訣はどこにあるのでしょうか。

個人ブログからスタートしてイベント会社を発足

2024年4月20日、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストの駐車場で開催された「第15回自美研ミーティング」。そもそもまず「自美研」とは何かといえば、イベントの発起人がもともとブログのハンドルネームとして使っていた「自動車美術研究室」の略称だ。ブログやX(旧Twitter)で情報を発信していくなかで、まずは20台程度の小規模なミーティングを開催したそうだ。

そのミーティングが9年目となり第15回目の今回では、200台以上の参加車が集まるミーティングとなっている。ちなみに自美研さんはミーティングを開催していくなかで、「LABLAB(ラボラボ)」というイベント会社を立ち上げ、現在はそちらが主催となり、春のさがみ湖リゾートプレジャーフォレストと秋の富士スピードウェイで、年2回のミーティングを開催している。

ボーダーレスのカーミーティング、今回のテーマはサンルーフ

自美研ミーティングはノージャンル、ボーダーレスのクルマ好きが集まるミーティングとなっているが、春のミーティングでは一般参加に加えて、テーマエリアが設けられている。今回のテーマはサンルーフ。前回はリトラクタブルだったそうだが、今回のサンルーフは参加車が多く、ミーティングに集合したクルマの半分以上がサンルーフ装着車になる勢いだったとか。そのテーマエリアに足を運んでみると、パッと見ると何かテーマがあって集まっているようには見えないクルマたちが並んでいるが、たしかに全車サンルーフが装着されていた。

会場に集合したクルマはテーマエリアを含めて、まさにボーダーレス。スバルの旧車があると思えば、メルセデスなどの輸入車もあり、中には、1991年にイタリアのザガートが日産「レパード」をベースに製作した激レア車「ガビア」がいたりと、他のイベントではあまり見かけない組み合わせのクルマたちが並んでいた。

オーナーも20代がいたりベテランがいたりと、世代もボーダーレス。中でも、20代でヤングタイマー車やマイナー車種(失礼)を楽しんでいる人が多いのも印象的だった。彼らは、子どもの頃に父親や家族が乗っていたなど、さまざまな理由でヤングタイマー車を選んでいるようで、いわゆるエンスー世代とはまた異なった価値観でクルマをセレクトしているようだ。そんなオーナーの一部は、今後AMW snapとして紹介していく予定だ。

さまざまな車種・オーナーが集まった自美研ミーティング。イベント自体は、アワードなどのコンテンツはなく、ただクルマ好きが集まって自由に交流し情報を交換する場となっている。次回は秋の富士スピードウェイで開催予定。昨年は「自美研ミーティング&商用車ミーティング関東」としてコラボ開催されているが、今年はどんなイベントとなるのか。興味のある方は“自美研”さんやLABLABのSNSをチェックしてみるといいだろう。

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