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セナ没後30周年。マクラーレンのモナコGPはセナ一色! モナコ大公アルベール2世が新型「アルトゥーラ スパイダー」をドライブして華を添える

モナコ公国のアルベール2世とジャック公子がマクラーレン・アルトゥーラでF1モナコGPのオープニングラップを飾る

F1モナコGPでアルトゥーラ スパイダーが世界初披露

モナコ公国のアルベール2世殿下とジャック皇太子殿下が、マクラーレン新型「アルトゥーラ」でF1モナコGPのコースを周回し、これが、マクラーレン初の量産ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)コンバーチブル・スーパーカー、「アルトゥーラ スパイダー」の世界初披露となりました。

モナコ大公アルベール2世が新型車でモナコGPを周回

2024年5月26日に開催されたモナコGPで、マクラーレンの新型ハイパフォーマンス・ハイブリッドカー、「アルトゥーラ スパイダー」がダイナミックデビューを飾った。

マクラーレン・オレンジで仕上げられた新型アルトゥーラ スパイダーは、スタートラインでモナコ公国のアルベール2世殿下に手渡され、その後、ジャック皇太子殿下の先導でグランプリサーキットを走行し、観客はマクラーレンの最新スーパーカーの爽快なパフォーマンスを堪能した。

モナコGPでのアルトゥーラ スパイダーのダイナミックデビューと同時に、マクラーレンが最近発表した「セナ・センプレ」のカラーリングが初めて一般公開された。このレースウィークにレースが行われたMCL38フォーミュラ・ワン・カーのための特注ワンオフ・カラーリングと並行して制作されたセナ・センプレのカラーリングは、マクラーレン「セナ」の市販車にハンドペイントされ、週末にモナコにあるマクラーレンの販売店に展示された。

新型アルトゥーラ スパイダーは、パワー、パフォーマンス、ドライバーの関与を大幅にアップグレードして導入され、オープントップドライブの感覚的な楽しさと相まって、アルトゥーラに新たな価値を追加したモデルである。アルトゥーラの次世代スーパーカーとしてのパフォーマンスをさらに高めるために、スパイダーのために設計された改良はアルトゥーラ クーペにも取り入れられ、新型クーペモデルも同時に発表された。

新型スパイダーも新型クーペも、最高レベルのダイナミックパフォーマンス(卓越したサーキット走行能力を含む)を実現するだけでなく、通常のドライビングの要件を満たし、都市環境において有益な静粛性に近い電気駆動を提供するモデルである。現在、アルトゥーラ スパイダーとクーペ両モデルにおいて注文可能で、2024年半ばから順次納車が開始されるという。

AMWノミカタ

今回のモナコGPではマクラーレンはO.ピアストリが2位、L.ノリスが4位という素晴らしい成績を残したが、それ以上に没後30年を迎えたアイルトン・セナの輝かしい功績を称えたマクラーレン・プログラムの一環としてMCL38 F1マシンにセナ・センプレの特注カラーリングを施したり、同じカラーリングを施したマクラーレン・セナを展示したり、はたまたアルトゥーラ スパイダーの世界初披露を行ったり、マクラーレンにとってとても力の入ったレースウィークだったように思える。

新型アルトゥーラ スパイダーはすでに2024年2月にその概要は発表されているが、枚挙にいとまがないほど多くの性能向上が図られている。日本の公道でお目にかかれる日を楽しみに待ちたい。

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