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昭和なつかしの「Nコロ」から「CR-X」「プレリュード」などが集結! 朝霞の森で開催された「ホンダクラシックミーティング」とは?

N360の各モデルをこの目で比較できる貴重な機会

昭和生まれのホンダ車たちが70台以上集結

暖かくなって日本全国で多種多様な旧車のイベントが開催されるなか、埼玉県・朝霞の森では昭和世代のホンダ車たちが集まる「ホンダクラシックミーティング」が行われました。70台を超えるホンダの名車たちが芝生に整然と並ぶ姿は壮観ですが、じつはオーナーたちが自主的に並べてくれたのだそうです。

朝霞の森に開催地を変更した「ホンダクラシックミーティング」

埼玉県・朝霞市で2024年4月28日(日)に開催された「第3回ホンダクラシックミーティング in 朝霞の森」。埼玉県でホンダ車を手がけるガレージサイコーが主催するこのミーティングは、過去2回は同じく埼玉県内のしらこばと公園(越谷市)での開催となっていたが、今回からは会場を変更しての開催となった。

集まったホンダ車は70台を超える4輪車と、10数台の2輪車、さらに今回からガレージサイコー代表の川島さんが、自ら食べて気に入ったお店に依頼したというキッチンカーも多数出展されていた。ちなみに参加資格は基本的に昭和のモデルとなっているが、昭和発表で平成まで販売していたモデルもOKなど、その辺は主催者側も幅をもたせているようだ。

昭和のホンダ車がジャンルごとに整列

イベント会場となった朝霞の森は基地跡地を開放した広場となっており、イベントのオープニングには朝霞市長が訪れて参加者に向かって挨拶するなど、朝霞市との協力体制も取られている。またこのオープニングにはホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東の校長先生からの挨拶もあり、加えて学生たちの手でレストアされた「S800」も展示(学生たちも参加)されるなどミーティングに彩りをそえていた。こちらのS800はAMWで後日、詳しくお伝えする。

集合した昭和のホンダ車とオーナーたちだが、主催者のガレージサイコーの川島氏によると、とくに細かく決めていたわけではないのに、オーナーたちが自主的に同一車種やジャンルに合わせてクルマを並べていってくれたそうだ。

そんな参加車たちだが、広場の中央には「S」シリーズや「Z」、「バモス」、「N360」などのいわゆるヒストリックモデルが円を描くように並べられ、入り口付近には「アコード」や「シビック」、「CR-X」、「シティ」などの比較的新しい(十分に販売から年数は経過しているが)モデルが並べられていた。オーナーに関してもベテランから若い世代までさまざま。さらに街の中心街にある広場ということに加え、多数のキッチンカーが出店していたためか、一般の見学者も大勢訪れていたようだ。

10月にも朝霞の森で開催予定

イベントとしてはステージなどのコンテンツはなく、オーナー同士がゆっくりくつろぎながら交流し情報交換を行う場となっており、天候にも恵まれたため皆各々にピクニック気分で1日を過ごしていた。今回から朝霞の森に場所を移したこのミーティング、10月にも同場所で開催予定となっており、主催者は回を重ねるにつれてさらなる内容の充実も考えているそうだ。ガレージサイコーの川島氏はこう語ってくれた。

「オープンな場所でより多くの人たちに見てもらって、これからクルマやバイクに乗りたいと思ってくれる人がひとりでも多く増えてくれればいいなと思っています。あとはパンフレットか何かでクルマの説明をしたり、いろいろしたいこともありますね」

秋にも開催されるミーティングに参加したい方は、ガレージサイコーのホームページに告知が掲載されるそうなので、チェックしてみるといいだろう。

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