19歳、念願のカマロが納車されてまだ3カ月
2024年6月1日に富士スピードウェイで開催された「シボレー ファンデイ2024」には歴代「コルベット」や「カマロ」など、数多くのシボレー車が全国から集まりました。その会場で、若葉マークを付けた黄色い5代目カマロを発見! この初心者マークは本物なのか? まずはそんな疑問をぶつけるところから、オーナーの“K.K”さんに話を聞いてみました。
トランスフォーマーを見てカマロに憧れた
聞いてみるとオーナーの“K.K”さんはまだ19歳、昨年9月に免許を取得したばかりなので、この若葉マークは本物とのことだ。その愛車は2010年式のシボレー5代目「カマロSS RS」であり、特徴的なイエローのボディカラーは映画『トランスフォーマー』に出てきたバンブルビー仕様を想起させる出で立ちだ。細かな部分も劇中車を思い出させる仕上がりとなっている。聞けば、K.Kさんは映画をきっかけにカマロに憧れを抱いたそうだ。
「小学生の時にトランスフォーマーを見て“カマロのオーナーになりたい!”と思いましたね。そこからずっと憧れていたクルマでした」
バンブルビー仕様のカマロが欲しくて神奈川から岡山まで見に行った
19歳という若さを考えると、このカマロが最初のクルマだったのかと思いきや、そうではないらしい。
「最初は友人から買った日産キューブに乗っていたんです。でもカマロへの憧れがずっとあって、よくカマロの中古車情報はチェックしていました」
そうして見つけたのが現在の愛車であるカマロなのだが、やはり決め手となったのはその仕様であった。
「バンブルビー仕様でこのクルマが出てきたときは“コレだ!”と思いましたね。自分は神奈川に住んでいるのですが、岡山まですぐに見に行きました」
実物を見ると「映画そのままでカッコイイ!」とさらに虜になった。こうして2023年12月に見つけた現在の愛車が、彼の手元にやってきたのは2024年3月のこと。まだ納車から3カ月ほどしか経過していないので、自身でのカスタマイズなどはほとんどしていないとのことだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
完成度の高いトランスフォーマー仕様から、今後は少しずつ自分の色を
基本的に現在の仕様は、前オーナーが仕上げたそのものとなっている。特徴的なイエローのボディカラーはじつはオールペンしたものだ。カマロにはトランスフォーマー仕様の限定車も当時国内で16台だけ販売されていたため、会場では「これ限定車じゃない?」と驚く声も。多くの人が本物の限定車と思っていたことからも、その完成度の高さがうかがえる。
まだまだ、予算的にも自身でのカスタマイズは難しいそうだが、少しずつ自分の色も出していきたいとK.Kさんは語る。現状での大きな目標は、ハイパフォーマンスグレードであるZL1のエクステリアを取り入れることだそうだ。
「もちろん、映画に出てきたような現在のエクステリアもとても気に入っているのですが、海外でZL1仕様にしている人の写真を見て、それがものすごくカッコよかったんです。なかなか自分にはハードルが高いですが、現在の良さを活かしつつカスタマイズしていきたいですね」
K.Kさんとカマロのストーリーは始まったばかり。これからカマロがどんな進化を遂げていくのか楽しみだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)