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「ハイエース」では大きすぎる人に…トヨタ「タウンエース」を愛犬と過ごせるキャンピングカーに! 見た目を裏切る広さの秘訣は「床下収納」にあり

ATV群馬 RS Doggy:ラゲッジスペースは右側面後方にシンクが備わる他は、ほとんどがベッドスペースに割かれている

タウンエースでも十分車中泊が可能

乗用車をベースとしたキャンピングカーというとトヨタ「ハイエース」がポピュラーな存在ですが、ハイエースよりもひと回りコンパクトなトヨタ「タウンエース」をベースとしたモデルが登場しました。愛犬との旅が楽しくなる1台を紹介します。

都心の住宅事情にマッチした1台

キャンピングカーや車中泊仕様というと、充実装備のために大きい車両を選ぶ傾向が強い。そのため、トヨタの「ハイエース」がベース車両としてはダントツで人気となっている。ところが駐車環境や周囲の道路などの制約によって、もうひと回り小さい車両を欲している人たちもいる。そんな人にオススメしたいのが、今回紹介するATV群馬が製作した「RS Doggy」(アールエスドギー)だ。

ベース車両はハイエースよりも小型な「タウンエース」となっており、全長は4.06m、全幅1.66mとハイエースと比べるとかなりコンパクトだ。これなら自宅の駐車場に収まるという人も多いはず。

RS Doggyは、タウンエースをベースにキャンピングカーの要件を満たしつつ、オプションで自分の使い勝手に合わせてシステムアップできる仕組みだ。

キャンパー設備はベッドの下! 限られた空間を上手に活用

車内を見てみると、ラゲッジスペースには広大なフルフラットスペースが広がる。右側面後方にシンクが備わる他はほとんどがベッドスペースに割かれている。それではキャンピングカーの装備はどこかというと、ベッドの下なのだ。通常は側面に棚を設置することが多い冷蔵庫や電子レンジなどは全てベッド下に設置することで、極力フラットスペースを狭くしないよう工夫されているのだ。

展示車両はオプションを多数装着していたが、基本仕様は非常にシンプルなので、不要な装備を無駄に搭載することなく、必要なものだけオプションでチョイスすることで、スペースを無駄にすることなく、自分の使い方にマッチした一台を作ることができるというわけだ。

キャンプ好きの愛犬家が喜ぶアイデア満載の車内設備

ちなみにRS Doggyはその名の通り「愛犬と一緒に遊べるキャンピングカー」が大きなテーマとなっているそうで、愛犬と一緒に旅をするためのアイデアも満載だ。車両の後部や側面には愛犬のリードをつないでおくためのフックが備わり、スライドドアやリアゲートを開けた状態で愛犬がクルマの周囲で自由に動くことができる仕組みだ。

またフルフラットのマットは、オプションで水洗いが可能なサンゲツ・アクアクリーンをチョイス可能。万が一汚してしまっても簡単に掃除が可能だ。ポータブルバッテリーや車載エアコンなどもオプションで設定されており、エンジンを止めた状態でも車内の温度を一定に保つことが可能。人だけでなく、愛犬にも優しい車中泊が可能となっているのだ。

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