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業界初! スライド式二段ベッドをトヨタ「ハイエース」に搭載! しかもウッドの家具で木の香りも心地いい…最大5人まで就寝可能です

カトーモーター ブルームーンEX:運転席側の二段ベッドはスライドして幅を広げることで、セミダブル程度の広いベッドになる仕組み

高級感あふれる木のぬくもりが魅力のブルームーンEX

日本でキャンピングカーのベース車として人気ナンバーワンといえば、何と言ってもトヨタ「ハイエース」。さまざまなメーカーから多彩なモデルがラインアップされています。今回は、車内とは思えない本格的なベッドが備わり、大人4人が就寝可能、そして木のぬくもりを感じられる贅沢な木製家具を使用したカトーモーターの「ブルームーンEX」を紹介します。

ドアを開けると木の香りが漂うウッディな内装の1台

北陸キャンピングカーショーの会場を観察していると、一番目に入るベース車両がトヨタの「ハイエース」であることがわかる。はたらくクルマとして信頼性があり、車内の広さも申し分なし。コストパフォーマンスにも優れているうえに、アフターマーケートのパーツも豊富。本格的なキャンピングカーから車中泊仕様まで、幅広い車両が展示されていた。

そんなハイエースの中で目立っていたのが、カトーモーターの「ブルームーンEX」というキャンピングカーだ。キャンピングカーというと、プラスチックやアルミ素材など、機能優先の素材が使用されているのが一般的だが、このブルームーンEXは、とにかく車内の家具に木材を多用しており、ドアを開けるとまず木の良い香りが漂ってくる。車内も雰囲気が良いのが特徴だ。

最大サイズのハイエースをベースにオリジナル内装で架装

ブルームーンEXのベースとなるのは、ワイドボディのスーパーロング・ハイルーフの新車で、全長5380mm×全幅1900mmとシリーズで最も大きな車体を使用している。ちなみに新車なので、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンはどちらも選択可能だ。さらにこの車両は車内高をさらに高くするオプションのJ-TOPルーフを装着しているそうだ。

さて、車内を見てみよう。側面のスライドドアを開けると、脱着式のテーブルを設置したセカンドシートが見えてくる。運転席や助手席を回転させることで、ダイニングとして使用が可能だ。奥の棚にはシンクと冷蔵庫、電子レンジをインストール。いずれも木製の棚なので、車内とは思えない雰囲気だ。

業界初のスライド式上下二段ベッドで大人数が快適に就寝可能

車体後部には運転席側に木製の二段ベッドが、助手席側に脱着式テーブルを挟んだ対座シートが設置されている。このベッドは日中は半分ほどの幅に畳んであり上下それぞれ1名が就寝可能。さらにスライドして幅を広げることで、セミダブル程度の広いベッドになる仕組みだ。ちなみにこの上下二段式のスライドベッドは業界初なのだとか。これで4名が就寝可能。さらにセカンドシートなどを使ってもう1名、合計で5名が就寝できるのだ。

そのほかにも用途や使用する人数によって豊富なシートアレンジが可能な自由度の高い作りとなっている。またオプションなどを追加することで、より自分のキャンプスタイルにマッチした仕様にカスタムすることもできる、ユーザー満足度の高い1台と言えるだろう。

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