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トヨタ「GR86」をポルシェ純正グレーで引き立てる! あえてナローボディのままでセンスよくカスタムしていきます

トヨタ GR86:シバタイヤのオリジナルフロントバンパーを装着している

見る人が見れば気がつく大人のオールペイント

2024年7月6日にGメッセ群馬で開催された「群馬ソニック」には、約200台のGR86&86&BRZが集結した。そんななかから気になる1台をピックアップしました。今回はポルシェのグレーにペイントした家族で乗るトヨタ「GR86」を紹介。

FFシビックからの乗り換えで「FRって楽しい!」と実感

群馬ソニックの会場を歩いていて、見たことの無いグレーでペイントされたGR86を発見。オーナーの“そんちゃそ”さんにお話を伺った。実はこのクルマを入手する前はFFのFD2型ホンダ「シビック」に乗っていたのだそうだ。

「実はこのクルマとは別にもう1台NBのロードスターを持っているんですが、ずっとFFのシビックに乗ってきた僕にとって、FRのNBロードスターは思ったより乗り味に違いがあってびっくりしました。結果的にFRの方が楽しく、家族4人が乗れて手軽なクルマということで、ほかに選択肢もないし86がファミリーカーとなったんです」

こうして“そんちゃそ”さんファミリーのもとに、2022年式の新車がファミリーカーとしてやってきたというわけだ。

ロングノーズとダックテールでシンプルながら独特の雰囲気に

“そんちゃそ”さんが装着しているのは、シバタイヤのオリジナルフロントバンパーで、フロントがかなりロングノーズとなっているのが特徴。これにInfamous Aeroのサイドステップ、友人がワンオフ作成したというリアのダックテールなど、ブランドの枠にとらわれずに好きなパーツをチョイスして自分だけのスタイルを作り出している。

そんなボディをあえてカスタムペイントでフィニッシュしているのも“そんちゃそ”さん流だ。あまり見かけないグレーカラーはポルシェのアークティックグレーという純正色なのだとか。元々ボディカラーは赤だったそうだが、一昨年オールペイントを敢行。ロングノーズな車体と相まって、かなり雰囲気は変わったそうだ。

今後はあえてナローボディのままディテールアップを目指す

足まわりはブリッツの車高調を装着し、フロントはスプリングを変更するなど、独自のセッティングを施している。ブレーキはD2Japanのビッグローターとモノブロックキャリパーを装着。ホイールはホワイトのADVAN Racing RG-4で、ビッグキャリパーが装着可能なギリギリの18インチをチョイスした。ホワイトのホイールとグレーのボディに対して赤いキャリパーが目立っている。運転席にはレカロのSR6を装着しているが、「リアにもレカロが入ってるんでみてください」との言葉通りリアシートにはレカロのチャイルドシートが2脚装着されていた。

「最近ワイドボディが多いので、このクルマはあくまでナローボディのままで細部を詰めていきたいですね。手始めにホイールを落ち着いたブロンズカラーでペイントすることを検討しています」

とのこと。進化はまだまだ続きそうだ。

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