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夫婦円満の秘訣はホンダ「S800」でラリー参加!? 20年放置されていた個体を路上復帰、外装はDIYでペイントしました

ラリーイベントは夫婦での楽しみという菅井さんご夫妻。自身でペイントを施したというホンダ S800のボディは素晴らしい仕上がりを見せる

「第0回 ファントムラリー」に地元山形から参加のホンダS800

山形県で初めてのクラシックカーによるラリー形式のツーリングイベントを開催しようと、2025年の本格開催に向けたプレイベントとして6月に行われた「第0回 ファントムラリー」。そこに地元山形からレモンイエローのホンダ「S800」に乗って参加していた、菅井さんご夫妻に話を伺ってみました。

自分で塗ったレモンイエローは純正より少し淡めに

「第0回 ファントムラリー」のイベント当日、スタート地点「道の駅やまがた蔵王」には早朝から参加車両たちが続々と集まってきた。黄色いホンダ「S800」でエントリーしていたのは、同じ山形県内から参加の菅井豊丸さん・せい子さんご夫妻だ。クルマ仲間でありこのファントムラリーをプロデュースするしている伊藤さん、そして地元山形のクルマ趣味を牽引してきた柏倉さんから誘われてのエントリーだという。

このS800は、友人が20年くらい放置していたのを譲ってもらい、5年かけて仕上げたそうだ。

「エンジンなんかの機関はプロにお願いしたのですが、外装は自分で塗ったんですよ。仕事が建築塗装なのですが、下地作りとかは初めての経験でした。やってみればできるものですね」

と笑いながら話してくれたが、純正色から少し好みで淡くしたというレモンイエローのボディは、それから15年が経過しているとは思えないくらい良好だ。

東北各地のヒストリックカーラリーを夫婦で楽しむ

完成直後には、そのために間に合わせたというツインリンクもてぎでのホンダスポーツ50周年イベント(2013年)にも参加し、以降は岩手の「ツール・ド・みちのく」や、「GO!GO!ラリー in 東北」など、東北で行われているヒストリックカーラリーを奥さまと楽しんでいるそうだ。

「所属している“エスで走ろう会”というホンダスポーツのファンクラブのツーリングは、ひとりで参加して純粋に走ることを楽しんでいますが、ラリーではコマ図を見るという役割がありますし、参加者の女性同士でも盛り上がっていますので、いつも女房と一緒にワイワイ楽しんでますよ」

と豊丸さんが言えば、せい子さんはこう語ってくれた。

「同じ県内からの参加ですけど、山形県って広いんですよ(笑)。うちは内陸部ですので、海沿いのコースも新鮮でしたし、お知り合いの方との再会もあって、お食事も美味しくて満足です」

もちろん、来年のファントムラリーにも夫婦で参加予定だそうだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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