免許取得後、初めて購入した愛車
20歳の頃に人生初となる愛車として平瀬桃次郎さんが選んだのが、ダイハツL175S型「ムーヴ」です。ビビッドなオレンジにオールペンされた迫力のあるスタイルは、現在の状態になるまでに約2年かけて製作されました。ドレスアップカーコンテスト優勝を目指して奮闘する平瀬さんのムーヴを紹介します。
スタイリングの良さからムーヴをセレクト
免許を取得して一番最初に購入したクルマは忘れがたいものがある。憧れていたカーライフのはじまり、人生初となるクルマのある生活を豊かに過ごすために、どんなクルマを愛車にしようか? そんな悩みも含めてワクワクが止まらないひと時を誰もが経験していることだろう。買ったらアレもやりたい、コレもしたいと、将来に向けた様々なプランを考えていると心も満たされる。
ここで紹介する兵庫県姫路市在住の平瀬桃次郎さんは免許を取得した20歳の頃に人生初のクルマ、ダイハツL175型「ムーヴ」を購入。平瀬さんがムーヴを選んだ理由は、スタイリングの良さにある。
純正状態ではいまいちパッとしないフォルムも、アフターマーケットで出回っているエアロパーツを装着させるとカッコ良く仕上がる。小さい頃からドレスアップカーに興味を持ち、過去にドレスアップ専門誌を読み続けてきたので、このクルマをベースに自分なりのカスタムカーを完成させようと免許取得前に決めていたという。
MODE PARFUMEのボディキットを装着
現在の状態になるまでに約2年を費やした平瀬さんのムーヴ。購入後すぐに行ったのが、純正スタイリングを大きく変えるエアロパーツの装着だった。数あるムーヴ用エアロパーツの中から、勇ましい雰囲気を演出するVIPカーのエアロパーツメーカーとして有名なMODE PARFUME(モードパルファム)製のボディキットを選択。フロントバンパー、グリル、サイドステップ、リアバンパーからなるボディキット4点を装着させている。
また、そのままではフロントの表情が迫力に欠けていた点が気になったので、純正ボンネットを加工してヘッドライトをツリ目に見せるように工夫。俗にいうバッドフェイス仕上げにしている。
ドレスアップカーコンテスト優勝を目指してカスタム
エクステリアについては、ビビッドなオレンジにオールペンすることでオリジナリティを主張。通常このボディカラーならば、ボディ同色、あるいはホワイトのスポークホイールを履かせるのがセオリーだが、平瀬さんはスポーツ路線ではなく、VIPカー路線の選択肢としてクロームメッキが美しいWORKのEUROLINE FSの15インチを履かせていた。
そのほかのカスタムについては、小技としてリフレクターにランクル用を流用してセット。マフラーは左右出しのオーバルテールが特徴のMODE PARFUME製をセットしている。
平瀬さんがこのクルマをカスタムして目指すところは、ドレスアップカーコンテスト優勝にある。そのため、カッコいいフォルムを作り出すBLITZ車高調キットを組んでローダウンさせた。そして、その状態のまま走れるようにアーム、アクスル類も変更を加えている。
しかしこのままでは優勝は難しいことを本人はわかっているので、さらなるカスタムのステップアップ構想を現在考えている最中だという。次は外装も内装も徹底的なリニューアルをかけるとのことなので楽しみだ。再びドレスアップカーコンテストの会場で会った時には、そのリニューアル後の姿をマイナーチェンジ前後として語らせてもらいたい。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)