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普段使いできる車中泊仕様…ホンダ「フリード クロスター」に注目! 3つのシートアレンジが可能なベッドキットでワーケーションにも対応しました

ロッキー2 フリード クロスター MV:多機能シートは、食事だけでなくワーケーションにも対応する機能を備えている

フリード クロスターがキャンピングカー仕様に

広くて快適なキャンピングカーは、多くの人の憧れではあるものの、日常使いでは不便を感じることも容易に想像できるだけに、二の足を踏んでいる人も多いでしょう。神奈川県横浜市のキャンピングカーショップ「ロッキー2」は時代のニーズに応えるために、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンであるホンダ「フリード クロスター」をベースにキャンピングカーを製作。ファーストカーとしても便利に使えて、アウトドアシーンでも活躍する車中泊モデル「フリード クロスター MV」を完成させました。

3タイプのシートアレンジが楽しめるベッドを搭載

このキャンピングカーのベースとなるホンダ「フリード」は、2024年6月にシリーズ3代目となる新型が登場している。ロッキー2は、新旧どちらのモデルにもオリジナルの「MV」仕様を設計し、まったく同じ装備で新旧だけでなくハイブリッドの「e:HEV」を含めたグレードすべてに対応している。

フリードに新たな使い方や独創的な機能をプラスする装備は、大きく開くリアゲートの特徴を生かした作り込みが魅力的だ。地上高わずか335mmから持ち上がる開放的なリアゲートは荷物を積むときだけでなく、車中泊時も便利。セカンドシート以降がフルフラットベッドになる機構によって、ただ寝るだけのスペースではなく、リラックスした気分で過ごせる場所としても活躍する。開放感のあるリアゲートのおかげで、大自然の心地よさを感じながら過ごせるのも魅力だ。

また、このベッドキットは、3タイプのシートアレンジが楽しめるのが特徴。フルフラット化のほかに、セカンドシートを片方だけ起こしたシングルベッドスタイルや、対面式ダイネットモードも作り出せるように工夫されている。この多機能シートは、食事だけでなくワーケーションにも対応する機能を備えているわけだ。

キャンプも街乗りもこれ1台

クオーターウインドウ下には、小物が置けるキャビネットやスライド式のテーブルを装備する。基本構成としてベッドとキャビネットが備わる車中泊キットを装備。オプション装備は多数選べるようになっているが、サブバッテリー電源、LED室内灯が備わる電源キット、より発展させるバッテリーチャージャー、FFヒーター、サブバッテリー、走行充電システムを搭載するキャンパーキットなどの選択が可能だ。

そのほかにもクーラーやTVモニターが装着でき、自分好みのフリードを作り出すことができる。フリード クロスター MVは、経済性も良く、ファーストカーとして何でもこなせる欲張りなスタイルが魅力のモデル。上を見たらキリがないが、下を見すぎて我慢もしたくない。そんなアウトドア好きが、ライフスタイルに合わせて遊びのスタイルを楽しめる1台として提案されていた。

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