ドバイにブガッティ・ホームブティックがオープン
2024年11月19日、ブガッティは同ブランドの家具を販売する世界初のブガッティ・ホームブティックをドバイの「ドバイモール・ザビール」にオープンしたと発表しました。このショップでは新旧コレクションが一堂に集結する貴重な機会となります。ブガッティの世界観をインテリアやアパレルに反映した美しい製品を見ていきます。
新旧コレクションが一堂に展示
ドバイに新しくオープンしたブガッティ・ホームブティックは、シンプルでエレガントかつ細部へのこだわりを感じる美しい家具が展示されている。今回の展示は2024年初頭にミラノで開催されたサローネ国際家具見本市で発表されたコレクション発表の次に続くもので、ブランドのデザイン哲学と販売成長戦略の両面における進化を象徴するものである。
ハイパースポーツカーブランドの価値を再解釈するブガッティホームでは、新旧コレクションが一堂に展示されることで、ブガッティ独自のライフスタイルの本質が1カ所で体験できる。
2024年の新コレクションは、時代を超えた洗練さを表現。天然素材とテクノロジー主導の素材、透明性と堅牢性を融合させ、独特なコントラストを生み出している。最高品質のヨーロピアンオーク材はガラス、金属、メタリックラッカーと融合し、カシミア、ウール、シルク、レザーが贅沢な雰囲気をさらに高めている。
唯一無二のコンセプトを家具でも継承
代表的な製品には、1970年代の暖かみのあるデザインを現代風に解釈したアームチェアの「TYPE 3」がある。ノスタルジーとモダンな快適さをシームレスに融合させたこの製品は、オットマンタイプも用意された。
過去のコレクションから選ばれた製品は、ブルーとホワイトの限定版コブラチェアやブガッティ110周年を記念して110点のみ生産された限定品、そして「黒のクルマ」へのオマージュであるノワールアームチェアなどが展示されている。さらに、流線型のデザインで宙に浮いているかのようなフォルムのロングチェア「シロン」、フレームのベースに沿って流れるようなラインが特徴的なソファ「ルマン」も展示された。「エットーレ・グランドビューローデスク」は、カーボン素材により実現したクラシックデスクとなっている。
世界初のブガッティ・ホームブティックのオープンは、ブランドのポジショニングを強化し、自動車の枠を超えた本物で比類のない体験を提供するというブランドの姿勢を再確認するものである。
AMWノミカタ
同じ日に同じ場所でベントレーホームのブティックがオープンしたことで、ドバイでは大きな話題となることだろう。ブガッティホームの製品の名称は、過去のモデルネームにちなんでいる。タイプ1から3はソファー、4はテーブル、5が椅子で9が鏡、11がサイドテーブルで12がスツール、13がフロアランプといった具合だ。
どれもブガッティらしい芸術性の高いデザインをしていることが見て取れる。天然素材とテクノロジー素材、透明性と堅牢性を組み合わせた、時代を超えた洗練さを体現しており、独特なコントラストを生み出すことによってブガッティの目指す「唯一無二」のコンセプトを家具でも継承しているようだ。