R35 GT-Rのワンガンブルーやミッドナイトパープルを追加
2024年11月、日産自動車は2シータースポーツカーの「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」の2025年モデルを2025年2月より発売すると発表しました。同時に、一時停止していた新規オーダーの受付を11月下旬より再開。2025年モデルはどのようなポイントが改良されているのかを紹介します。
NISMOは500台限定で抽選を実施
2024年11月、日産自動車は2シータースポーツカーの「フェアレディZ」「フェアレディZ NISMO」の2025年モデルを発表。2025年2月より発売する。同時に、一時停止していた新規オーダーの受付を11月下旬より再開した。
なおフェアレディZ NISMOは、今回オーダーを受けた500台を対象に、メーカーによる抽選で購入できるユーザーを決めるという。
フェアレディZは、ドライバーが意のままに操ることができるダイナミックなパフォーマンスや俊敏なレスポンスといった走行性能に加えて、伝統と現代のテクノロジーが融合したデザインが特徴のスポーツカーだ。
そしてフェアレディZ NISMOは、レース活動からフィードバックされた技術によって開発されたNISMO専用パーツによる機能美をまとい、ベースモデルにNISMO専用のチューニングを施すことで、パフォーマンスを引き上げている。
今回実施した一部改良では、コネクテッドサービスのSOSを全グレードに標準装備した(Nissan Connectへの加入が必要となる)。またボディカラーを一新し、新色のワンガンブルー、ミッドナイトパープル、バイブラントレッド/スーパーブラック 2トーン、ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーンの4 色を含む全11色を用意している。車両本体価格はベースグレードの549万7800円(消費税込)~NISMOの930万2700円(消費税込)となっている。
新規オーダー再開で中古車市場はクールダウン!?
2025年モデルが発表され、新規オーダーの受付が再開されるとアナウンスされたことで、RZ34型フェアレディZの中古車相場が値落ち傾向だ。事情通によると、オートオークションでは、フェアレディZ NISMOは車両本体価格+諸費用という新車の乗り出し価格と走行距離20kmという未使用車がほとんど変わらない価格で落札できるという。標準モデルでは、オートオークションで落札されないモデルも出始めているという。
この話を裏付けるように、実際に販売されている中古車の平均相場も半年前の2024年4月の約791.8万円から10月は約728.5万円まで下がっている。これまでの中古車のプレミアム相場は終わりを迎えていると言ってもいいだろう。