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カーオーディオ界の新たな未来は「オートブラスト・グループ」が作る!「ソニックプラスセンター」のさらなる進化を目指します〈PR〉

自分好みのサウンドを車内で実現してくれるのがオートブラスト・グループだ

これはソニックプラスセンターを進化させるための第一歩

車両にダメージを与えない取り付けで、ハイクオリティサウンドを実現する車種別専用スピーカーパッケージが「SonicPLUS」です。その専門店であるソニックデザイン認定のカーオーディオショップ「ソニックプラスセンター」は、現在では札幌から神戸まで18店舗があり、カーオーディオショップとして国内最大のグループになっています。今回、そのなかの大宮・名古屋・京都の3店舗が新しい試みをスタートさせたと聞いて、「ソニックプラスセンター大宮」の小笠原代表と「ソニックプラスセンター名古屋」の宇佐美代表にお話を伺いました。

(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.046)

ユーザーに喜ばれる上質なサービスを提供するのがオートブラストグループ

編集部(以下AMW):「オートブラスト」グループということで3店舗がタッグを組むとお聞きしたのですが、その内容についてお話いただければと思います。

小笠原代表(以下、小笠原):ソニックデザインのイベントやお店同士の交流を通じ、カーオーディオに対する考え方などで同じ思いを共有できた宇佐美さんと協力しましょうというのが始まりです。

AMW:ソニックプラスセンター(以下SPC)の看板は、そのままなんですね。

小笠原:もちろん、そうです。ソニックデザインのスピーカーは他のブランドにはないエンクロージャー一体型なので、簡単な取り付けでいい音が提供できる優れたパッケージですから。それはお客様にもメリットのあることなので。

宇佐美代表(以下、宇佐美):そうですね。私は長くホームオーディオにも携わってきましたが、カーオーディオのスピーカーはいわば部品で、取り付けて初めてホーム用スピーカーのような完成品になるんです。エンクロージャーを持っているのは唯一無二ですよね。

小笠原:お客様にそのメリットをキチンと説明してさしあげると、最初少し驚かれたりしますが、すぐに理解してくれますね。

宇佐美:以前は、ちゃんと音を作ろうとすると、ドアの加工が必要だったりして費用もかかるし、調整に費やす時間もかかってお客様にも、お店にも負担が大きかったのですが、ソニックデザインの製品はメーカー出荷時点で完成されているので、完璧なスピーカー商品だと思います。

小笠原:20年近く前から、オートブラストではエンクロージャーを作り、スピーカーをマウントして、という手法を積極的に取ってきました。1台1台ワンオフですね。ソニックデザインとの出会いは、創業して数年経ってからですが、エンクロージャー一体型の小口径スピーカーに初めて出会って面白いなと思いました。ただそのサイズから、ちゃんとした音は出るのって不安にはなりましたけど、実際に鳴らしてみたら、しっかりとした表現力もあり、何よりも手軽で。それまでやってきたことと大差ない仕上がりで、すごく魅力的でした。お客様にも必ず喜んでもらえる製品だと思いました。

宇佐美:僕もオーディオ業界は長くてもう40年ぐらいやっています。先ほどお話ししたように、ホームオーディオではメーカーが完璧に設計して作っているんです。もちろん測定器も使っているし、無響室も持っていて、ちゃんと狙った製品になるよう設計されているんです。でも僕が入った頃のカーオーディオは、計測器も普及してなかったですし、仙人みたいな人が、これがいい音みたいな……。そういう中でやはりソニックデザインも測定器を使って基準になる音を作っていたんだと思います。耳も大切ですが、まずその基準を決めなきゃいけないんで、そういう面では測定器を使ったデータ取りは必ず必要ですよね。

カーオーディオへの想いが近い同志と一緒に新しいお店を作っていきたい

AMW:おふたりともSPCとして約10年の積み重ねがあるんですよね。今回、あえて、おふたりがここで対談している理由というか、核心的なお話をお聞かせ願えればと思います。

小笠原:ソニックデザインの特性をちゃんと理解してしっかりとした感動をお客さんに提供できているかと……。SPCのなかでも少しバラツキがあるように感じたんです。お店それぞれで経営や考え方も違いますので、一緒に何かを始めるということには遠慮があったんですが、宇佐美さんとお話ししているなかで、思いや考え方が一緒だなと、強く感じるところがあって。

宇佐美:まったく同感ですね。10年くらいSPCのなかで活動してきましたが、やはり店舗ごとに社長さんがいて、お客様に対する姿勢だったり音作りに対する姿勢だったり、考え方がそれぞれ違います。小笠原さんとはカーオーディオへの入口は少し違いますが、その想いは同じなので、小笠原さんと手を組んでともに進んでいこうと思ったんです。

AMW:何か共通のブランドを作られるのですか?

宇佐美:「ソニックプラスセンター名古屋」を前面に押し出して商売してきているので、ソニックプラスありきなんです。今回、小笠原さんと意気投合しまして、一緒に同じブランドでやるなら大宮・名古屋・京都の3店舗で「オートブラスト・グループ」でいいんじゃないかと。オートブラスト&SPCということでね。

AMW:なにかオリジナルのシステムを作られるような計画もあるのですか。

小笠原:具体的な製品どうの、ということはないんですが、グループでの展開でさまざまなメリットも今後は生まれてくると思うんです。例えば「ソニックプラス」がそのまま装着できない「レヴォーグSTI」の純正ハーマンカードンシステムのような場合、そのカスタムニーズに対して対応できるかどうか。SPCから一歩先をやっていくためのパッケージシステムが必要になってくると思うんですね。ソニックデザインのどの製品を使うか、作業工程は、費用は……。今回の3店舗はサービスクオリティでも足並みが揃っていると思いますし、それぞれが情報を共有することで、多くのメリットが生まれてくると考えています。

AMW:ソニックプラス製品ラインアップにないものからやっていくのでしょうか。

小笠原:そうですね。基本的には「ソニックプラス」をベースにします。そこからもう一歩進んで、カバーしていくイメージです。

AMW:車両情報などと一体化されたセンターモニターが当たり前になって、オーディオの交換がますます難しくなってきています。先ほどお話しいただいたレヴォーグでもDSPアンプが必須になるとか、これまで以上に経験や知識が求められますね。

小笠原:プロセッサーを使って調整するのは、やはり経験値に左右されると思います。今回の3店舗は同じレベルで調整できるクオリティが保たれていると思っています。さらに協力しあうことでそれぞれの技術向上も望めると思います。

AMW:ソニックプラスは新しいクルマが出てきたら、車種専用モデルとして製品化して、どのお店でも変わりない効果が得られる。でも取り付けられないようなクルマは、オートブラスト・グループで対応していくという考え方ですかね。

宇佐美:お客様に合わせて音を作ることもあるので、各店舗で音が違ってもいいんですけれど、小笠原さんが言っていたように、基準になるベースがあって、それでお客様に合わせてカスタマイズするっていうことですね。その基準値を揃えましょうということです。3店舗で同じサウンドをご提供できます、っていうことにしちゃうと、またそれはちょっと違うのかなと思います。基準になるベース、言い換えればクオリティだと思います。

小笠原:今、宇佐美さんが要約してくれた内容として、満足できるレベルでの味付けの違いはあってもいいんですが。満足できないレベルの仕上がりでの味付けは違う。満足できるレベルで着地させるのが大前提ですね、絶対に。

ソニックプラスをベースに新たなシステムを考えていきたい

AMW:今後、参加する店舗が増えることはありますか。

小笠原:考え方に共鳴してくれるお店が出てきたら考えればいいと思います。グループを大きくするのが目的ではないので、今は3店舗のクオリティをより高めていくことが最初の目的なんです。

AMW:余談ですが「オートブラスト」はGoogleマップの評価で4.9ですね。

小笠原:お客さまの想像をはるかに上回るっていうところに意識を置いて頑張ってきましたので、嘘みたいな評価ですが本当にうれしいです。そこを宇佐美さんに見ていただいて、「オートブラスト」というブランドでやるメリットにも感じてもらっていると思います。そこだけは、崩さず実直にやっていれば、この新しいグループでも上質なサービスがお客さんに提供できるようになるはずなんで、まずはそこから。たくさんのお客様に来ていただくことが大切だと考えています。

AMW:最後にひとつ、少し話はそれますが、最近は街や電車内でヘッドフォンやイヤフォンで音楽を聴いている方が多いですよね。お客さんのなかにヘッドフォンと同じ音を再現して欲しいといったリクエストはありますか。

宇佐美:ソニックデザインの音は、味付けのない自然なサウンドですね。ある意味ゼロスタートなのでお好みの音に寄せることは可能です。自由自在だと思います。逆にクセのある製品ですと、一度ゼロに戻してからの調整なので手間がかかりますね。ただ直接耳で聴くのと、空間を通じて聴くのではまったく違うので、再現するのは無理だと思います。そのあたりはご理解していただいた方がいいですね。

小笠原:ヘッドフォンは脳内定位なんです。DSPを使ったカーオーディオではより自然に音楽が楽しめると思います。キマった音ならボーカルがどこにいるか指を指せると思います。ボーカルが自分のためだけに歌ってくれているように楽しめるのがカーオーディオなんです。

AMW:今日はありがとうございました。これからの展開を楽しみにしています。

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