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彼女は希少なフィアット・ジャンニーニ「590GT コルサ」でジムカーナに挑戦! 普段は1961年式「500コンバーチブル」に乗る彼女の腕前は…?

フィアット・ジャンニーニ 590GT コルサ:前回の70回 SHCC大磯ミーティングのジムカーナ競技で堂々表彰台をゲットし、今回も意気込む“みっちゃん”さん

希少なジャンニーニ 590GT コルサでジムカーナに挑戦

2024年11月24日に神奈川県の大磯ロングビーチで開催された「71回 SHCC(湘南ヒストリックカークラブ)大磯ミーティング」。ここで行われたジムカーナ競技のレディースクラスに、希少なフィアット・ジャンニーニ「590GT コルサ」で参加していたオーナーを発見。普段から1961年式のフィアット「500 コンバーチブル」を乗りこなしている“みっちゃん”さんに話を伺いました。

前回は初参加で表彰台に上がる

「71回 SHCC大磯ミーティング」では、場内に設置されたパイロンをスラロームするジムカーナ競技が行われた。そのタイムにより順位が決定されるのだが、それぞれ排気量などによりクラス分けされており、女性ドライバーによるレディースクラスも存在する。

前回は初出場にもかかわらず見事表彰台に上がったという、“みっちゃん”さん。ゴールすることだけを目標に、めちゃくちゃドキドキしながら走ったという。

「前回は、表彰台に上がったといっても女性の参加者が少なかったからなんです。完走すれば表彰でしたからラッキーでした。調子にのって今回もエントリーしたのですが、今日は6人もいますから、ぜ〜ったい無理〜」

と、笑って語ってくれた。

旦那さんと「ジャンニーニ 590GT コルサ」でダブルエントリー

“みっちゃん”さんは前回と同じく、ご主人の“ゴンゾー”さんとフィアット・ジャンニーニ「590GT コルサ」でダブルエントリーし、レディースクラスに参加した。ダブルエントリーとは、1台の車両をシェアして別々のドライバーが競技をすることだ。今回の“みっちゃん”さんと“ゴンゾー”さんはクラス違いの参加となったが、同じクラスでも可能であり、この日はトリプルエントリーする車両も見受けられた。

“みっちゃん”さんは、普段は1961年式のフィアット「500 コンバーチブル」に、趣味のテニスへ行くときやお買い物の際に乗っている。今回エントリーしたジャンニーニ 590GT コルサは、ローマの名門カロッツェリア「ジャンニーニ」社が1984年から1年間で200台をリバイバル生産したなかの1台。こちらは1967年式をベースにした“ゴンゾー”さんの愛車だ。希少なヌォーヴァ・チンクエチェントを夫婦それぞれで楽しんでいるというわけだ。

次回も挑戦すると意気込みを語る

“ゴンゾー”さんの応援でジムカーナ競技に挑んだ“みっちゃん”さんは、このように話す。

「いつも観ているだけのイベントでしたが、2023年に初参加したジムカーナ競技がすごく楽しくて、今回も調子に乗って参加しました。でもコースをキュンキュン走るのって難しすぎ〜!」

マニュアル運転の感覚はまだまだ健在だという“みっちゃん”さん。パイロンを回る前でシフトダウンを決め、クルッと回って加速することを想像して挑んだというが、スラロームの途中にようやくクラッチを繋ぐなど、動作が忙しくて追いつけなかったそうだ。

「旦那の友人が運転のコツを教えてくれたのがすごく嬉しくて、前回よりも楽しかったです。旦那に特訓してもらって、次回も挑戦したいと思いました」

と、終始笑顔の“みっちゃん”さんの表情からその楽しさがうかがえた。

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