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トヨタZ30系「ソアラ」を乗り継ぎ足まわりを移植…シャンパンゴールドのボディカラーは「USDMカスタムするならこの色だと思ったんです」

1996年式トヨタ ソアラとオーナーの大槻恵斗さん

USDMをテーマにソアラを自分の理想へと近づける

FENDERIST(フェンダリスト)とはその名の通り、フェンダーにフォーカスしたカスタムカーショー。2024年は7月20日~21日に愛知県のポートメッセなごやで開催されました。今回はその会場から、北米仕様のレクサス「SC」風にカスタムされたトヨタ3代目Z30系「ソアラ」で参加していたオーナーに話を聞いてみました。

2台目に乗り換えたソアラはシャンパンゴールド

1996年式トヨタ「ソアラ」を展示していた大槻恵斗さん、じつはこれが彼にとって2台目のソアラなのだという。以前乗っていたソアラはホワイトのボディだったそうだが、現在のシャンパンゴールドの個体を見つけ、購入後にエアサスなどの足まわりを移植したのだそうだ。

「丸みを帯びた曲線っていうか、今のクルマにはないデザインに惹かれますね。めっちゃ長くてでかい割に、ほぼ2人乗りみたいな2ドアっていう、見た目とサイズ感が気に入ってます」

足まわりは前のクルマから移植

以前のソアラから移植したという足まわりは、エアサス+イケヤフォーミュラのアッパーアームで6度程度のキャンバーを付け、ホイールはレオンハルトのオルデン ハイパークローム(フロント9.5J/リア10.5J)がセットされている。

「エアサスを移植したのは、クルマを壊したくないし、綺麗に乗りたいっていうのがありますね。どこでも行けるので、一度エアサスにすると戻れないんです。キャンバーはできるだけ付けたくないんですよね。ホイールが太いのを履いてるんで、立ってる方がカッコいいかなと思って。このホイールは最近復活してるんですけど、当時物をネットで探して買いました。ちょっとラグジュアリーな感じでマッチするかなと思って。スペーサーはフロントだけ5mmを入れています」

エクステリアの方向性はUSDM

エクステリアに関しては、北米ではレクサスの「SC」として販売されていたため、USDMをコンセプトにアメリカンな方向に向けられている。リップスポイラーはビッグウィン製となり、エンブレム類はレクサスのもの、リアテールはメッキモールが付いた後期純正に変更するなど各部にUSパーツを使用し、リアのウインドウまわりにはアーティストさんに頼んで書いてもらったという、ピンストライプが施されている。

オリジナルとハイテックを融合させたインテリアに関してはステアリングを変更し、モケットのダッシュマットはインテリアのカラーに合わせたムーンアイズ製。オーディオは6個のスピーカー&サブウーファーがセットされ、アルパインの現行9インチのディスプレイをセンターコンソールにセットしYouTubeなども見られるようにしているという。

「前のオーナーさんが全塗装しているんですけど、USDMするならこの色だと思ったんですよ。なのでUSDMをしながら自分の好きな要素を加えています。他のクルマより特化したカスタムをしてるわけじゃないですけど、全体の雰囲気で勝負しようっていう感じですね。今後ピンストライプを増やす予定はあります、ボディに横1本入れたりとか。あとは今以上のホイールがあれば換えたいくらいですかね。やっぱり派手すぎると、僕の好みではなくなるんで」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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