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30万円で買ったスズキ「ジムニー」は仕事の相棒! 燃費の悪さに不満も豊富なパーツから何を選ぶか計画している時間が至福のとき

スズキ JA11型 ジムニーバン:初期型のグリルに交換済み

ジムニーとの出会いは突然にやってきた

人もクルマも一期一会の出会いで大きく運命が変わることがあります。今田さんが購入したスズキ「ジムニー」もまさに偶然のタイミングがきっかけ。30万円で手に入れたJA11型ジムニーは、気になるところを現在進行形で修理して楽しんでいるそうです。

諸費用込み30万円で手に入れたJA11型第3期モデルが相棒

クルマは一期一会の出会いによって所有することが多い。まさに今田さんは突然の出会いにより、このスズキ「ジムニー」のオーナーとなったのだ。今田さんはこのジムニーのほかにも数台クルマを所有しているが、仕事で最も使う機会が多いのが、この1995年式のJA11型ジムニーだという。

軽本格オフローダーのスズキ ジムニーはモデルライフの長いことでも知られている。今田さんの2代目ジムニーも1981年~1998年と約17年も販売されたロングセラーモデルだ。2代目ジムニーは大きく4つの時期に分けることができ、今田さんのモデルは1990年~1995年まで販売された第3期のクルマ。

JA11型ジムニーの第3期モデルは、1990年の軽自動車の規格拡大によりエンジンの排気量が660ccに拡大されたのをはじめ、全車インタークーラー付ターボに統一された。外観では、前後バンパーも大型化され、これまでフロントグリルに埋め込まれていたフォグランプの位置がバンパー上に変更された。また、ラジエターコアサポートも前に膨らんだ形となっている。

諸費用込み30万円で手に入れたジムニーは4ナンバーのバンモデル。友人の自動車販売店に下取りで入ったクルマを見に行き、ひと目惚れで購入したという。ひと目惚れしたポイントをたずねると、フォルムや佇まい、野性味あふれた乗り味、最低地上高が高いので、どこにでも出かけることができることを挙げてくれた。

パーツが多すぎて選べないという贅沢な悩み

また、カスタム部品を物色する時間が楽しいと話す反面、どんなカスタムもできるし、部品の種類が多く迷ってしまうのが逆に不満な点だという。最も不満に感じているのが燃費の悪さ。もしかすると、エンジンに不良な部分があるのかもしれないが、現在所有しているクルマの中で最も悪いと話す。

購入後は、自分でチッピング塗装した初期型グリルをはじめ、レカロシート、スチールバンパー、リビルトタービン、ウェッズホイール+195/80R15タイヤとかなり手が加えられている。

まだまだ今田さんは満足せずに、助手席にもレカロシートの装着をはじめ、現在壊れているテープデッキの復活、ブッシュ類の交換、ショック&リーフスプリングの交換、そしてエンジンのメンテンナンスを考えているとのこと。

格安な価格で中古車を手に入れて、いろいろと思いを巡らせるこの時間が中古車購入の醍醐味でもあり、楽しみなのだろう。現在、今田さんはそんな時間を楽しんでいる真っ最中のようだ。

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