国内2店舗目となる新CIによるショールーム
2024年12月7日「マセラティ心斎橋」がオープンしました。マセラティの新コンセプトによるストアは目黒に続く2店舗目。さっそくAMW編集部も新ショールームを訪れてみました。今回新ショールームで目指したのは、洗練されたサルトリア(Sartoria:仕立て屋)とオフィチーナ(Officina:工房)を融合し、カスタマーの創造力を形にした究極のグラントゥーリズモやスポーツカーがオーダーメイドできるようなスペースでした。
落ち着いたシックな空間
心斎橋駅からほど近い立地にオープンしたマセラティ心斎橋は、それまでの白で統一された「明るく無機質」な空間から一転、落ち着いたトーンのシックな空間へと生まれ変わった。通りに面している全面ガラスにはルーバーが施され、ショールーム内の様子は容易には察することができない。カスタマーはプライバシーが保たれた状態でゆっくりとカスタマイズを吟味することができるというわけだ。
中へ入ると、右手には天井から吊り下げられた全面LEDライトに照らされたマセラティ「GT2ストラダーレ」がアート作品のように配置されている。この場所に置かれたマセラティは、外からもシースルーになっており、通りを行き交う人達の目も楽しませてくれる。
入り口から左手には、Tシャツやスニーカーなどのアパレルを陳列したラックがあり、それがショールームの空間を分ける間仕切りの役目となっている。そしてその奥が新ショールームの世界観を最も表した部屋となっている。リリースには、「内装はイタリアの古い田舎町を創起させるアース調のカラーパレットで統一され、カッシーナのカスタマイズプログラム『カスタム・インテリア』で制作したコンテンポラリーなルース・ファニチャーやディスプレイによって、さらにその美しさを際立たせています」と説明されている。
部屋の中央には、アイランド・キッチンが配置されており、イタリアらしいエスプレッソやジュースなどを提供。寛いだ空間で、カスタマイゼーション・プログラム「フォーリセリエ」によって自分好みに外装色や内装のレザーフィニッシュに多色ステッチを施すなどの幅広いパーソナライゼーションオプションを実際のサンプルなどを手にしながら選ぶこととなる。また、個室のコンサルテーションルームで、最先端のMXE 3Dデジタルコンフィギュレーターを大型スクリーンで体験することも可能だ。
ブランドストーリーの発信を担う
オープニングセレモニーでは、マセラティ ジャパン株式会社 代表取締役 兼 日本・韓国統括責任者 木村隆之氏と八光自動車工業株式会 社取締役社長 池田晋八氏がテープカットセレモニーを行った。木村隆之氏は、次にように新ショールームに対する思いをコメント。
「今年7月のマセラティ目黒のリニューアルオープンに続き、ここ心斎橋で関西初となる新グローバルコンセプト採用ストアをオープンできたことを嬉しく思っております。マセラティはラグジュアリーブランドとして、オンライン体験では得ることのできない、店舗での購入体験をますます充実させていくことが不可欠だと考えておりますし、今後さらに充実していきたいと考えています。来店されるお客様が商品を見て、試乗をしていただく場所だけでなく、ブランドストーリーの発信を店舗が担い、店舗そのものがブランドになることが重要だと考えます。我々はイタリアンラグジュアリーを体現するブランドであり、セールスマン一人一人がそれをお客様に伝え、お客様とのコミュニケーションを通じてさらにお客様がよりマセラティ理解し、愛していただけるブランド・店舗を目指したいと思います」
■shop informaition
マセラティ心斎橋
・所在地:大阪府大阪市西区北堀江1-19-1
・TEL:06-6531-2885
・FAX:06-6531-0118
・URL:https://www.maserati.com/jp/ja/dealers/shinsaibashi
・店舗責任者:降旗 良彦
・サービス責任者:三井田 敦
・新車展示台数:3台
・面積:ショールーム延床面積1万9493㎡
・営業時間:10:00〜18:30
・定休日:火曜、水曜