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5年目のベントレー「ベンテイガ」に限定モデル登場! さらにエレガントになった「ベンテイガ アトリエ エディション」の豪華な標準装備とは

ベントレー ベンテイガ アトリエ エディション:エクステリアはライトオニキス。インテリアにはリネンをメインハイドに、インペリアルブルーをセカンダリーハイドに採用

エレガンスと快適性を追求した限定モデルが登場

登場から5年目を迎えた「ベンテイガ」に、内外装に多くのマリナーオプションを標準装備した豪華仕様が加わりました。ベントレーが2025年2月25日に発表した限定モデル「ベンテイガ アトリエ エディション」のどの部分が特別になっているのか、このモデルの詳細を紹介します。

マリナーの伝統的な5色のカラーと新色がラインアップ

ベントレー「ベンテイガ アトリエ エディション」は、限定モデルならではの特別感、現代的なデザイン、そして極上の快適性を兼ね備えた1台である。内外装に厳選された特別な仕様を施し、5つの伝統的なマリナー外装色「ライトオニキス」「ルビーノ」「ポーセリン」「クォーツァイト」「ライトエメラルド」に、新色「オブシディアン クリスタル」を加えた6種類の厳選カラーを選択することができる。

ルビーノは、フランクフルトモーターショーで第3世代「コンチネンタル GT」のデビューを飾った印象的な色である。ポーセリンは、コンチネンタルのマリナーシリーズ登場時に、美しいエクステリアカラーとして採用された。クォーツァイトは、Sシリーズのパフォーマンスルックを強調する色である。

さらに、ムードライティング、ベントレーダイナミックライド、ハーモニーダイヤモンドキルティングやフロントシートコンフォートスペシフィケーションなど、人気のオプションを備えた完成度の高い1台となっている。

内装にハーモニーダイヤモンドの美しいコントラストステッチを採用

外装は細部にわたる洗練されたデザインが特徴で、縦型クロームグリルの背後に、唯一無二のエレガンスを感じさせる。縦型のクロームグリルの裏には、ホールマーク・サテン仕上げのマトリックスグリルを採用。フロントとリアのバンパーバランスにもホールマーク・サテン仕上げを施している。

22インチの10スポークアロイホイールは、サテン仕上げで明るく機械加工されたデザインで、タングステン・サテンで塗装されたポケットが特徴となっている。ウイングベント部分にもタングステン・サテン仕上げが施され、「Atelier Edition」の文字が刻まれている。

ドアを開けると、ドライバーと乗客を専用のアニメーション付きウェルカムライトシーケンスが出迎える。「Hand Crafted in Crewe, England」の刻印が施された専用トレッドプレートが装備され、ハーモニーダイヤモンドキルティングには、セカンダリーハイドカラーのコントラストステッチで特別な細長いダイヤモンドを表現している。ヘッドレストには同色のパイピングを採用し、ヘッドレストの小さなアトリエ エディションブランドタグ(仕様に応じて適用)が仕上げのアクセントとなる。

AMWノミカタ

2020年に第2世代を導入したベンテイガは、2025年に5年目を迎えた。コンチネンタルGTやフライングスパーはV8と電気モーターを採用した「ウルトラハイパフォーマンス」パワートレインにすでに移行している。同社は2026年に世界初となるBEVの「ラグジュアリーアーバンSUV」を発表すると宣言していることからも、ベンテイガはこのままそのモデルに継承されてゆくと考えるのが自然であろう。

今回の「アトリエ エディション」は、エクステリアとインテリアをシームレスに結びつける一体感を演出している。ベントレー史上最も美しいカラーコンビネーションと仕上げを施した自信作らしい。その目玉のひとつは、新色の「オブシディアン クリスタル」になる。このカラーには反射率の高いガラスフレークが採用され深い黒にさらなる輝きを生んでいる。

ベンテイガS ブラックエディションのスポーティさと対極をなし、ベンテイガ アズールよりもさらに洗練され、まとまりのある上品なモデルというポジショニングになるのであろう。シートに施されたハーモニーダイヤモンドの美しいコントラストステッチは車外から見ることができ、他人とは違うモデルを所有する満足感を高めるアイテムとなるだろう。

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