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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。

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新車価格たった22万円! 世界に衝撃を与えた「タタ・ナノ」が参考にしたのは日本の軽自動車「三菱i」だった!?

日本において「タタ」の知名度は高くはありませんが、インドを代表する巨大コングロマリットで、その一部門であるタタ・モータースはやはりインド最大級の自動車メーカー。そんなタタが2008年に発表したインドの国民車「タタ・ナノ」を振り返ってみましょう。

人類初の時速140キロはヘンリー・フォード自身が樹立! 排気量18.9リッターの「999」とは

現在わが国では正規輸入が途絶えているフォードですが、世界的に見れば今なお年間数百万台の販売台数を誇る世界有数の巨大メーカー。そんなフォードはまた、古くからモータースポーツにも積極的なことで知られますが、その原点とも言えるのがこの「999」です。

プジョーの80年前の電気自動車「VLV」を知ってる? 丸目一灯がお洒落でカワイイ小型モビリティはなぜ作られた?

「SDGs(持続可能な開発目標)」が重要視される21世紀、今後は電気自動車がより普及していくと予想されますが、これまでの長い自動車の歴史を振り返って、注目されるべき「過去の電気自動車」は少なくありません。戦前のフランスで生まれたEVを紹介します。

9000万円で落札!「ポルシェが作った軍用車」があった! 71台だけ作られた超レア車「タイプ597ヤクトワーゲン」とは

オフロードまでこなす人気SUV「カイエン」より半世紀も前、ポルシェは「タイプ597ヤクトワーゲン」という名の4WDオフローダーを作りました。ドイツ連邦軍に向けて開発された小型車両で、後のカイエンのような「高級・快適」とは無縁の軍用車です。

JPSカラーの軽トラがあった! ロータスのF1黄金期を支えたホンダ「TN360」とは

ロータスとホンダといえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが1987年~1988年のロータス・ホンダ99Tと100Tでしょう。中嶋悟の日本人初のF1フル参戦も話題を呼びました。しかし、ロータスとホンダの関わりはそのずっと前からあったのです。
プレミアム・クラシックス製1/12モデル「BMWイセッタ」

BMWを救った「イセッタ」はイタリア生まれだった! 冷蔵庫みたいな「バブルカー」が戦後ドイツで愛された理由

困窮の極みにあった戦後の欧州で、必要最低限の動力性能と簡単なキャビンを備えた「ミニマム・トランスポーター」として、雨後の筍のごとく現れたのが「バブルカー」だ。1950年代のBMWの窮状を救ったのは、イタリアにルーツを持つちっぽけなバブルカーだった。
ソリド製1/18モデル「メイヤーズ・マンクス」

昭和のバギー・ブームの元祖「メイヤーズ・マンクス」どうして「デューン・バギー」のベースはVWビートル?

バギーといえば、もともとは一頭立ての小さな馬車をそう呼んだのだが、いまや乳母車やゴルフ場のホール間の小さな乗り物もまとめて「バギー」である。そして今回のお題は、1970年前後に北米を中心に爆発的に流行した「デューン・バギー」のお話だ。
DNAコレクティブル製1/18ミニカー「ボンド・バグ」

「カウンタック」みたいな三輪スーパーカー「ボンド・バグ」とは? 英国生まれのマジメな珍車の正体

1960年代ごろまでは我が国でも一般的な存在だったオート三輪は、ごく初期の自動車にもよくみられた形態。そのお国柄によって「三輪自動車」の進化の過程はじつに多彩。今回ご紹介するのは、いかにも「英国」らしい、スーパーカー風の三輪車、「ボンド・バグ」だ。
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